1.ご飯の回数を増やす
猫へご飯をあげる回数を増やすことで、空腹時間を少なくすることができます。最低でも、一日に食べられる分量を2回以上に分けて与える必要があります。
ただし、年齢によってもそれぞれの個体によっても、適しているご飯の回数は異なります。
猫が空腹を感じないように回数を決めましょう。24時間をご飯の回数で割ると、空腹の時間が均等になります
2.おやつを有効活用する
ご飯回数がすでに安定している場合は、おやつを活用してみましょう。
おやつの量が少しでも、お腹の中に入れば空腹感が和らぎます。一度におやつを与えても、数回に小分けしても大丈夫です。
ただし、おやつのカロリーは一日に食べられる総カロリーに含めなければなりません。必ず食事の分から引いておきましょう。
3.置き餌を行う
食べ物を自分でコントロールできる猫は、置き餌をしても大丈夫でしょう。ちょこちょこと置いてあるお皿に戻ってきて食べられる猫もいます。
注意が必要なのは、猫の唾液が残って雑菌が増えることです。食器の素材にもこだわり、プラスティックを避け、陶器を使ってあげましょう。そして、必ず食事回数が変わるごとに食器を洗ってください
ただし、ウエットフードは腐敗が早いため、置き餌には向いていません。
4.自動給餌器を利用する
食べたい分だけ食べてしまう猫には、自動給餌器で出してあげると良いです。
決まった時間になるとドライフードが出てくる給餌器は、猫がその前で待機するほど喜ばれます。新しいご飯のまま出てきますので、衛生上の問題もありません。
ただし、ぴったりセットした時間に出てくる給餌器はあまり無いようです。
空腹時間の増加によって起こることは?
吐く回数が増加することがあります。
空腹すぎて白い泡を吐いてしまう場合と、食べた直後に食べ物をそっくりそのまま吐き戻す場合とがあります。
吐く回数が多すぎると、やはり猫の身体へ負担となります。空腹ストレスを避けるようにしてあげましょう。
まとめ
猫の『空腹ストレス』の緩和法4つ!放置してしまうとどうなるの?についてお伝えいたしました。
ちょこちょこと食べる方が猫の食べ方に適しています。しかし一緒に暮らしている人間の生活に合わせると、なかなか毎回ご飯を出すことは難しいでしょう。
お互いに譲り合える点を見極めて、猫の健康を増進できるようにしてあげましょう。