愛猫への『依存度』をチェック!5つの項目と依存しすぎたときの危険とは

愛猫への『依存度』をチェック!5つの項目と依存しすぎたときの危険とは

飼い主さんが愛猫を大切に思うのはもちろんよいことなのですが、精神的に愛猫に依存しすぎてしまうと危険です。愛猫に依存している飼い主さんの特徴をご紹介するで、いくつ当てはまるか依存度をチェックしてみてください。猫に依存した場合に、どのような危険があるかも併せて解説します。

愛猫への依存度は?5つの項目をチェック!

見つめ合う猫と飼い主さん

1.愛猫と一緒にいる時間が多い

愛猫と一緒にいる時間が多い飼い主さんほど、猫への依存度は高くなりやすいです。外で働いておらず1日の大半を家で過ごしている方や、家にいる時は甘えん坊な愛猫が常にそばにいるという方はこれに当てはまるでしょう。

お留守番させると愛猫が可哀想だから…という理由で外に働きに出たり外出したりすることを控えている場合は、特に猫中心の生活になってしまっているので要注意です。

2.愛猫のことばかり考えている

仕事中や外出先など、愛猫がそばにいない時にも愛猫のことばかり考えてしまう方も依存傾向があります。留守番中の愛猫を思って「今ごろ何をしているかな」「いい子にしてるかな」「寂しがっていないかな」と考えているうちに、仕事や遊びに集中できなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。

3.愛猫のために趣味や交友関係を犠牲にしがち

猫と暮らすうえで、飼い主さんの時間やお金を愛猫のために使うのはごく普通のことですよね。しかし趣味のための時間を削って愛猫に尽くしたり、愛猫といる時間を減らさないために友人や恋人と会うのを控えたりしている場合は、猫に依存しているのかもしれません。

飼い主さんの豊かな人生のためには、愛猫のことだけでなく趣味や交友関係も大切にしたいところです。いつも愛猫を優先していて友人や恋人との関係が希薄になることで、余計に猫への依存度が高くなってしまうケースもあるので気をつけましょう。

4.猫は家族という気持ちが強い

愛猫を家族の一員と考え、我が子のように可愛がっている飼い主さんは多いかと思います。しかし猫は家族という気持ちが強いあまり、周りの人が愛猫をペット扱いした時に嫌悪を感じたり、猫の特性を考慮せずに人間のように扱ってしまったりするようなら要注意です。

猫を家族として大切にするのはよいことなのですが、全ての人にその気持ちに共感してもらえるわけではないこと、そして人間と同じように扱うことが必ずしも猫の幸せにはならないことを忘れないでくださいね。

5.愛猫がいれば何もいらないと感じる

自分は愛猫のために生きている、愛猫がいれば他に何もいらない…。これは一見飼い主さんの鑑のような考え方ですが、愛猫以外に興味が持てなくなってしまうのはあまりよい傾向ではありません。猫を溺愛しつつも仕事や趣味、交友関係にも楽しみや生きがいを見いだせるほうがよいでしょう。

愛猫に依存しすぎる危険性とは?

悲しむ女性

愛猫に依存しすぎている飼い主さんが陥りやすいのが、深刻なペットロスです。どれほど健康に気をつけていても、いずれ愛猫との別れは訪れます。ペットロスになっても時間をかけて悲しみや喪失感から抜け出せればよいのですが、愛猫への依存度が高い飼い主さんはいつまでも辛い気持ちが癒えずに、心も体も壊してしまう危険性があります。

ペットロスになった時も、大好きな趣味があったり話を聞いてくれる友人や恋人がいたり、愛猫の他にも大切なものがあれば悲しみを癒す手助けとなって、心の隙間を埋めてくれるでしょう。

また愛猫を優先するあまり仕事やプライベートが疎かになってしまうと、人生に悪い影響が出るかもしれません。「できるだけ愛猫と一緒にいてあげたい」という気持ちから、やりたいことを諦めたり仕事の幅を狭めたりして将来的に後悔する可能性も…。

さらに飼い主さんが溺愛しすぎた結果、愛猫も飼い主さんに依存しやすくなってしまうのも問題です。飼い主さんがそばにいないと強い不安や寂しさを感じる「分離不安症」になるリスクがあるので、愛猫の心の健康のためにもほどよい距離感を心がけたいですね。

まとめ

抱っこした猫にキスする飼い主さん

愛猫への依存度が高いと要注意だと説明しましたが、飼い主さんが愛猫を何よりも大切な存在だと思うのは決して悪いことではありません。愛猫という生きがいがあるからこそ仕事を頑張れるという方も多いでしょうし、飼い主さんにとっての一番になれるのは猫にとっても幸せなことです。

ただ、飼い主さんと愛猫に一心同体と呼べるほど強い絆があっても、それぞれが自分の人生を生きているということは忘れないでくださいね。もしもいずれ問題になるほど愛猫に依存しすぎていると感じるのなら、愛猫との距離感などを一度見直してみることをおすすめします。

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