猫が幸せを感じている時は仕草でわかる!
猫との暮らしは、飼い主さんに大きな幸せを与えてくれます。飼い主さんとしては、愛猫にも同じように幸せを感じながら暮らしてほしいところですよね。「うちの子になってこの子は幸せなのかな?」「どんな時に幸せを感じているのかな?」と、愛猫の幸せについて考えることは誰にでもあるのではないでしょうか。
猫が幸せを感じている時は、その気持ちが仕草に表れます。猫の幸福度が高まっている時に見られる仕草をご紹介するので、ぜひチェックしてください。
今の暮らしで愛猫は幸せを感じられているのか、愛猫の幸福度が高まる時はいつなのかがわかれば、これから愛猫により幸福な猫生を過ごしてもらうために飼い主さんにできることもおのずと見えてくるでしょう♪
猫の幸福度が高まっている時の仕草
1.喉をゴロゴロと鳴らす
猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは、幸福度が高まっているサインです。飼い主さんに撫でられている時に、気持ちよさそうに喉を鳴らす猫が多いのではないでしょうか。
スキンシップ中に愛猫のゴロゴロを聞くことができたのなら、大好きな飼い主さんに甘えられて幸せを感じているうえに、飼い主さんのスキンシップが上手で満足しているということです。
どこをどのように撫でた時に愛猫が喉を鳴らすのかに注目することで、愛猫のスキンシップの好みが理解できるはずです。愛猫が喜ぶ撫で方をマスターして、スキンシップの度に幸せを感じてもらいましょう!
飼い主さんのスキンシップがますます上達すれば、愛猫が「もっと撫でて♡」とたくさん甘えてくれるようになり、飼い主さんにとっても幸せな時間が増えるかもしれませんね。
2.お腹を見せる
警戒心が強い猫が急所であるお腹を見せられるのは、よほど安心できる場所にいる時や信頼している相手に対してだけです。飼い主さんのそばで仰向けになって無防備にお腹を見せている時、猫は心を許せる人と安心して過ごせることに幸せを感じています。
野生時代には敵から身を守りながら必死に生き抜いてきた猫にとって、リラックスして過ごせることは何よりの幸せといえるでしょう。愛猫が無防備でいられる幸せな日々がずっと続くように、飼い主さんは引き続き安心安全な生活を守ってあげたいところです。
3.しっぽをピンと立てる
猫のしっぽにはその時の気持ちがよく表れるので、ご機嫌を窺いたい時にはしっぽに注目してみてください。嬉しい気持ちや幸せな気持ちになっている時、猫のしっぽはピンと立ちます。
また愛猫がしっぽを立てた状態で飼い主さんのそばに寄ってくるのは、ご機嫌で「構ってよ~」と甘えているサインです。可愛い要求に応えて、飼い主さんが撫でたり一緒に遊んだりして甘えさせてあげると、愛猫はますますご機嫌になって幸福度もより高まるはずですよ♪
4.前足でふみふみする
猫がクッションや布団、飼い主さんの体などを左右の前足で交互に踏む仕草は、通称「ふみふみ」と呼ばれています。猫がふみふみをするのは、子猫のころを思い出して幸せな気持ちになっている時だといわれています。
ふみふみは、もともと子猫がミルクを飲みやすいように母猫のおっぱいを押す時にしていた仕草ですが、成猫になっても子猫のころの名残りでふみふみをする猫は少なくありません。ふみふみにはリラックス効果もあるので、愛猫が幸せな気分でふみふみをしている時は優しく見守りましょう。
猫が飼い主さんのお腹や足をふみふみする場合は、飼い主さんを母猫のような存在だと認識して甘えているということです。子猫のように甘える愛猫のことを、ぜひたくさん甘やかしてあげてくださいね。
まとめ
猫の幸福度が高まるのは、安心安全で快適な暮らしができている時や、信頼している飼い主さんにたっぷり愛情を注いでもらっている時です。何気ない毎日の中で愛猫に少しでも多くの幸せを感じてもらえるように、飼い主さんは猫に適した生活環境をしっかり整えて、どんな時でも優しく寄り添ってあげてくださいね。
健康を考えてごはんを用意したり、こまめにトイレを掃除したり、爪切りやブラッシングなどのお手入れをしたり、時には病院に連れて行ったり…。毎日の猫のお世話は、正直大変だと感じることもあるかもしれません。
それでも愛猫の幸せのために尽くしていれば、愛猫の幸せそうな姿を見ることで、飼い主さんの幸福度も高まるのではないでしょうか♪