新しく猫を迎える時に重要な『先住猫』のケア方法4つ!いい加減にしてしまうとどうなるの?

新しく猫を迎える時に重要な『先住猫』のケア方法4つ!いい加減にしてしまうとどうなるの?

新しく猫を迎え入れる際、先住猫との相性は無視できない悩みです。猫が体調を崩す、問題行動が増えることは珍しくありません。今回は新しく猫を迎え入れても問題にならない先住猫の労わり方を解説します。

1.先住猫を優先

なでられる猫

新しく猫を迎え入れたとき、お世話やスキンシップは新入り猫よりも先住猫を優先してあげましょう。新入り猫が家族に加わったとき先住猫は内心穏やかではありません。自分の安心できるなわばりや大好きな飼い主さんを新入り猫に奪われるのではないかと不安でいっぱいです。

まずは飼い主さんが先住猫を大事にしていると証明するためにも遊びやブラッシングなどお世話・スキンシップを先住猫ファーストにしてあげましょう。

2.慣れるまでケージで隔離

ケージに入っている猫

先住猫と新入り猫を対面させるとき、新入り猫はケージで隔離しましょう。このとき新入り猫が身を隠せるようケージに布をかぶせておくのがポイントです。直接接触させず少しずつお互いのニオイに慣れさせていきます。先住猫に新入り猫が使ってニオイが付いた毛布などを嗅がせてあげることも効果的です。

お互いが慣れ始め数週間以上経過してから、直接対面させます。ただし、このときも短時間を心掛けましょう。焦らず少しずつお互いを慣らしていくのが重要です。

3.パーソナルスペースの確保

隠れ家にいる猫

先住猫が安心して過ごせるよう、新入り猫を迎え入れる前から居場所作りをしてあげるのもおすすめです。居場所づくりといっても押入れや家具の上などに猫がくつろげるよう毛布を敷いてあげるだけでも大丈夫です。

またキャットタワーなどは手軽に設置できる上、猫のストレス軽減に大きく貢献するメリットがあります。猫が好む高い場所にある・隠れられる条件を満たしているのが好ましいです。自分だけの居場所があるだけでも、先住猫の不安を軽減できます。

4.ストレス状態は常にチェック

悲しそうな猫

新入り猫を迎え入れたら先住猫のストレス状態は常に気をかけてあげましょう。猫はストレスに弱く体調不良や食欲不振を招く恐れもあります。

猫が過剰に毛づくろいをして毛並みにハゲができている、ご飯を食べなくなる、見るからに元気がないなどの状態は猫が大きなストレスを抱えているサインです。ストレスの原因を生活圏から取り除くと同時に獣医師など専門家に相談されることを推奨します。

まとめ

お世話されている猫

多頭飼育には、家庭がにぎやかになり猫が分離不安になりにくいなどのメリットがある一方、先住猫に大きなストレスを与えるリスクもあります。家族が増えることは必ずしも好ましいとは限らず、猫にとってリスクもあることを考量した上で新入り猫の迎え入れを検討ください。

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