1.食事前の空腹時
猫と遊ぶのは食事前、お腹がすいている頃がベストタイミングだと言われています。その理由は、猫の遊びというのが狩りの模倣だからです。
狩りはお腹がすいている時、獲物を捕らえるためにしますよね。狩りの真似事をする遊びで、獲物に見立てたおもちゃを捕まえることで達成感を得ることができます。その後ごはんをもらえば、野生に近い感覚になるのではないでしょうか。
それと、食事の後では激しい動きをすると吐いてしまうことがあるので、空腹時が良いのです。
2.夜寝る前
深夜や明け方に走り回る癖がある猫なら、夜寝る前に遊んであげるのがおすすめです。猫が夜に走り回るのは、余っているエネルギーを発散させたいから。
飼い主の就寝前に思い切り遊ばせて疲れさせてしまえば、朝まで寝てくれるかもしれません。飼い主の方も猫に起こされることなく安眠できることでしょう。
3.猫が遊びたがっている時
遊びたくなると、遊びに誘ってくる猫もいます。お気に入りのおもちゃをくわえて飼い主の元へ持って来たり、飼い主の目の前でゴロンと寝ころんでお腹を見せたり。近寄ってきたりスリスリすることもあります。
前足でそっと触ってくる子もいるなど「遊んで」サインは猫それぞれです。猫が遊びたがっているサインに気づいたら、遊んであげましょう。
ただし、遊んでほしい時に噛んだり引っ掻くなどの問題行動をしてきたら要注意。やってはいけないことをした時に遊んでしまうと、噛んだり引っ掻けば遊んでくれると覚えてしまいます。そのような場合は対応しないことです。
猫と遊ぶのは何分くらい?
猫は持久力がないので、長時間遊ぶ必要はありません。10~15分でいいのです。少しずつなら、毎日遊んであげられるのではないでしょうか? 1日1~2回でもいいので、集中して遊んであげて下さい。
猫と遊ぶ時は、猫じゃらしなどのおもちゃを使って小動物のような動きをして見せると、猫の狩猟本能が刺激されます。最後は猫に捕まえさせて、達成感を得させてあげましょう。
同じおもちゃばかり使っていると飽きてしまうので、いくつか用意しておき、それをローテーションで遊ぶのがおすすめです。
遊んでいる途中で、急に猫がどこかへ行ってしまったら、もう、満足しているということです。追いかけてそれ以上遊ばせようとしなくても大丈夫です。
まとめ
猫と遊ぶことは、飼い主と猫との大事なコミュニケーションでもあります。猫はひとり遊びも上手にできますが、ぜひ一緒に遊んで絆を深めて下さい。
猫と遊ぶには適したタイミングがあります。そのタイミングで、おもちゃの動かし方を工夫するなどして、猫との遊びを楽しんで下さいね。