1.猫は自分の名前を認識している?
![猫とクエスチョンマーク](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/1/08d5bd72d3b9de640f99017e77ac180a.jpg)
ほとんどの猫は名前を呼ぶと反応を見せると思います。一見、無反応のように見えてしっぽで返事をしているなんてこともありますね。飼い主が猫に対して最も良く使う言葉が名前なのではないでしょうか。だから、猫も理解しやすいのです。
猫に名前をつける際は、猫が覚えやすい名前にするのがおすすめです。長い名前をつけた場合は簡単に覚えられるニックネームがあるといいかもしれません。
ただし、家族がそれぞれ別のニックネームで呼ぶと覚えにくいので、統一するようにしましょう。また、多頭飼いの場合、猫それぞれに同じような名前をつけると、混乱させてしまいます。
2.猫は家族の名前を聞き分けている?
![家族と猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/3084aa98560714f2bd2c5343fea4b0bb.jpg)
自分の名前を認識できる猫ですが、家族の名前も聞き分けられるのでしょうか。
これについてははっきりとしたデータがないため、必ずしも聞き分けができていると明言することはできませんが、同居猫の名前を認識しているという実験結果があります。
おそらく、家族の名前もわかっているのではないでしょうか。名前ではなく「パパ」や「ママ」「ばあば」「じいじ」などの短い言葉なら、それが誰を指すのかわかりやすいかも知れませんね。
3.猫は短い言葉を覚えられる?
![「cat」の形に並べられたドライフードと猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/0419893e3401e457ab5a183e2b13bb48.jpg)
猫は名前以外にも短い言葉を認識することができます。「ごはん」や「おやつ」と言うと、どこからともなく飛んで来ませんか。その言葉でごはんやおやつがもらえることを知っているのです。
反対に「病院」「爪切り」などの言葉を聞くと、隠れて出てこないかもしれませんね。
4.猫はどのように言葉を認識しているの?
![眼鏡をかけてノートを見る猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/c81e77dd6955f8ed912a3c3dad9ab0d8.jpg)
猫は自分の名前など、シンプルで短い言葉なら覚えられると言います。しかし、その名前や物の意味を理解しているというわけではなく、音として捉えているようです。
その言葉を発した飼い主を見て、その雰囲気や表情、態度などを合わせて判断しているとも言われています。だから「いい子」「大好き」などの褒め言葉や愛情表現は嬉しく感じるのでしょう。良い言葉を発する時、人は微笑んだり優しい口調で言うからです。
また、言葉とその言葉が発せられる時に何が起こったかを結び合わせて認識するとも言われます。たとえば「ごはん」や「おやつ」は猫が大好きなものですよね。この言葉を聞くといいことがある、と覚えているのです。
反対に、叱られた時の「コラ」や「ダメ」あるいは「病院」などは悪いことが起こる言葉として認識しています。
まとめ
![振り返る猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/ce99984e9856ce8408cb6bff454d64d1.jpg)
猫の名前を呼んで無視されてしまうと、名前を覚えていないんじゃないかと思いますが、ちゃんと認識している可能性が高いです。
わかっていて、返事をしないのは、猫が単独行動の動物だから。群れで生活してきたわけではないので、リーダーに従う必要がないんです。
でも、返事をしなくても、大好きな飼い主には反応していることが多いですよ。名前を呼んだ時に耳やしっぽが動くのも「聞いているよ」の合図です。
猫は短い言葉も認識できています。猫が言われて嬉しい言葉をたくさんかけてあげて下さいね。