1.タバコを吸う
タバコの煙には有害物質が含まれていて、健康を損なうものであることは知られています。猫にとってもタバコは有害で、悪性リンパ腫のリスクが上昇するとされています。
タバコの有害物質は下に溜まりやすく、猫は有害物質の多い場所で生活をしているということになります。飼い主さんが猫がいない場所でタバコを吸えば安心というわけではありません。
タバコの有害物質は飼い主さんが着ている服にも付着します。飼い主さんが猫を抱っこすれば有害物質が猫の体に付着し、猫が毛づくろいをして口にしてしまうのです。
2.アロマオイルを使う
猫はアロマオイルに含まれる成分を代謝することができないため、中毒を起こしてしまう可能性があります。場合によっては命に関わることもあるのです。
すべてのアロマオイルが猫に危険とは言えませんが、猫がいる部屋ではアロマオイルを使わない、猫が口にしないようにした方が安全でしょう。
アロマオイルを使用した柔軟剤があることや、猫は強いにおいが苦手ということにも注意が必要です。
3.模様替えや引っ越しが多い
猫は環境の変化に敏感です。模様替えや引っ越しで環境が変わると、初めは緊張したり怖がったりしていますが、時間とともに慣れる猫が多いです。しかし、頻繁に模様替えや引っ越しがあるのはストレスになってしまいます。
猫は縄張りを持つ動物で、縄張りに変化が起きることはストレスです。模様替えや引っ越しで自分のにおいがついた物がなくなってしまうと不安になってしまいます。
食事場所やトイレの場所はなるべく変えないようにしたり、猫のにおいがついた物は少しずつ新しくするなど、ストレスを軽くできるように配慮が必要です。
4.来客が多い
人が好きな猫もいますが、自分の縄張りにお客さんが来るのはストレスです。特に、飼い主さんがお客さんに猫を見せようとして、隠れている猫を無理やり連れ出す行為は大きなストレスとなります。
また、猫がお客さんに愛想良く振る舞っていても、それが頻繁になると疲れて体調を崩してしまう猫もいます。
5.不規則な生活
猫は毎日同じように過ごせることに安心します。飼い主さんの生活が規則正しくないと猫のお世話も不規則になってしまい、猫がストレスを感じたり、それによって病気になってしまう可能性があります。
トイレの掃除がされていないと猫はトイレで排泄をしたがらず、我慢して病気になってしまったり、トイレ以外で排泄をしたりします。食事の時間がバラバラだと、いつ食べられるのか不安になってしまいます。飼い主さんとの遊びが足りないと、運動不足になります。
このような猫にストレスがたまる状況が続けば、様々な病気につながるかもしれません。
まとめ
猫が健康に暮らせるかどうかは、飼い主さんの生活習慣が影響しています。
猫の小さな体が有害な物にさらされたり、大きなストレスを感じたりして病気になってしまうことがあるのです。
猫という繊細な動物の習性を今一度理解して、飼い主さんの生活を見直してみましょう。