猫の免疫力低下の要因

では、猫の免疫力低下につながる要因には、一体どのようなことが考えられるのでしょうか。
1.加齢
年をとると代謝がおち免疫能力が低下しやすくなります。
また、筋肉量や活動量も減少するため、熱が作られる力が落ちます。体が冷えると細胞の働きが低下し、免疫力が低下します。
2.病気や薬の影響
猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)、猫白血病ウイルス感染症などの病気や、免疫を抑える薬などによって免疫力が低下することがあります。
3.季節の変化
夜は寒く昼間は暖かいなど、季節の変わり目は猫が体調を崩しやすい時期です。体が冷えると免疫力が低下してしまうことがあります。
猫がいるエリアでは、室温は26~28℃、湿度は50~60%になるように調整してあげましょう。
4.ストレス

ストレスも猫の免疫力を下げる原因の一つになります。大きな音や声、トイレが汚れている、気温の変化、来客、外に猫がいることなどが猫のストレスになる場合があります。
タバコや芳香剤、柔軟剤など強いにおいも猫にはストレスです。
特に、猫にとってストレスの度合いが大きいのは、新入り猫を迎えることです。自分の縄張りに知らない猫が侵入していると感じるためです。猫同士が仲良くなれる場合もありますが、相性が悪くお互いに大きなストレスとなる場合もあります。
新入り猫を迎える場合は先住猫の性格や相性が悪かった時の場合も考えておく必要があります。
5.栄養が十分でない
猫の食事は「総合栄養食」と書かれたキャットフードを選んであげましょう。「おやつ」「一般食」と書かれた物だけでは必要な栄養が不足したり、カロリーオーバーになったりしてしまいます。
6.遊びや運動が足りない
遊びは猫にとって運動にもなり、ストレス発散になります。キャットタワーを設置したり、猫と遊んだりして運動をさせてあげましょう。
猫は持久力がないので、遊びは10分程度で構いません。1日に数回遊ぶ時間を作ってあげましょう。
猫の免疫力低下のリスク

では、猫の免疫力が低下した場合のリスクには、どのようなものはあるでしょうか。
不調が起こりやすくなる
気温が低い時などに食欲が落ちたり、下痢や嘔吐をしたりするなど不調が起きやすくなります。
膀胱炎を発症するリスクも高くなります。
感染症にかかりやすくなる
免疫力が低下している状態は、ウイルスや細菌などから体を守る働きが弱っている状態です。猫風邪と呼ばれる感染症などにかかりやすくなり、それが重症化してしまうこともあります。
猫ヘルペスウイルスが原因の猫風邪は、症状が治まった後も体内にウイルスが残り、免疫力が低下するとウイルスが活発になり猫風邪を再発するという特徴があります。
まとめ

加齢やストレス、栄養のバランスが悪くなることなどが続くと、猫の免疫力低下を招いてしまいます。免疫力低下は様々な病気のリスクを高めます。
猫の生活や接し方を見直して、猫が健康でいられるようにしてあげたいですよね。