猫の見逃しNG『体調が悪い時の寝方』4つ

猫の見逃しNG『体調が悪い時の寝方』4つ

猫は自分の体調不良を本能的に隠してしまう生き物です。飼い主さんが気付かない内に病気やケガが悪化してしまっていることも少なくありません。そんな体調不良の猫に多い眠り方の例を紹介します。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

1.丸くなって眠る

丸まる猫

猫が体を丸めて眠る姿は、すやすやと可愛らしく気持ちよさそうな印象があると思います。健康な猫でも丸くなって眠りますが、その場所が寒くて、または痛みに耐えているから丸くなっていることも考えられます。体調が悪く弱っているため、弱点である腹部を守りながら丸まって眠るケースもあります。

いずれの理由にせよ、猫があまりにも丸くなって眠っているときは、部屋が寒くないか、眠っている場所が冷たくないか、他にもどこか具合が悪そうな様子はないかチェックしてみてください。

2.いつもと違う場所で眠る

眠る猫

猫がお気に入りの場所ではなく、部屋の隅や家具の隙間などで隠れるように眠っていることが多いときも要注意です。猫は体調を崩したとき、身を潜められる場所で過ごす時間が増えます。野生において身を隠せる場所は岩の陰や樹の上などでした。室内猫も体調が優れないときは、似たような環境に身を潜めるようになることがあります。

本棚の上などの高い場所で隠れるように眠っているときは、体調不良ではなく何か不安を感じている可能性の方が高いかもしれません。体調が悪いと高い所に登れなくなることがあるからです。

また、いつものお気に入りの場所は高い場所なのに、そこに登らないで低い場所でばかり寝るようになったときも、体調が悪くて高い所に登れないことが原因かもしれません。

猫がいつもと違う場所で眠る頻度が増えてきたと感じたら、体調不良の可能性を疑ってみましょう。

3.浅い眠りが増える

目が開いている猫

具合が悪い猫は警戒心が強くなっています。睡眠中、自分の身に危険が迫っても対処できるよう、ちょっとした音で目覚めるくらいの浅い眠りが多くなることがあります。また、痛みがあったり呼吸が苦しかったりするためにちゃんと眠れないこともあります。

猫がすぐ目覚めるようになった、横になっていても常に薄眼が開いている様であれば、具合が悪くないか様子を観察しましょう。

4.横にならない

うずくまって眠る猫

猫が横にならず、うずくまった体勢で眠ることが多いときも体調不良が疑えます。うずくまって眠る理由は、睡眠中に何か危険な事態が発生しても、すぐ逃げ出せるよう備えるためです。猫が環境に安心できていない証拠、自分の調子が良くないことを分かっている証拠ともいえます。

室内に猫が警戒しそうな要因がないようであれば、猫自身の体に異常がないかを疑ってみましょう。

まとめ

目を隠して眠る猫

猫は言葉で病気やケガなどの体調不良を飼い主さんに言葉で伝えることができません。猫の体調不良を早期発見するには、飼い主さんが日頃から猫の行動を観察し違和感にどれだけ早く気付けるかにかかっています。この機会に、猫の寝方にいつもと違うところがないかチェックしてみてください。

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