1.お世話ができない
猫の飼育には当然、お世話が伴います。犬と違って散歩がないから、飼うのも楽という考え方は誤りです。ご飯の用意から飲み水の交換、トイレ掃除に一緒に遊んで運動させるなど、猫もたくさんのお世話を必要とします。
ひとつひとつは大したことがなくとも、毎日続けるとなると話は変わります。自分以外の存在に献身的に尽くし続ける覚悟が持てない方にとっては、猫の飼育は大きな負担となるかもしれません。
2.収入が少ない
金銭的に毎日の生活で精一杯という方は、経済的に余裕ができるまで猫の飼育は保留にされることをオススメします。猫を飼育するとなると、当然エサ代や猫砂代、動物病院にかかるお金など支出が増えます。
猫1匹の1生涯にかかる費用は約100万円以上といわれており、猫への尽くし方によって増減します。ケガや病気が原因で突然、高額な治療費が発生することもあります。経済的な余裕がない方は飼育を見送りましょう。
3.怒りやすい
猫は自由な生き物です。壁で爪とぎしたり、ゴミ箱を漁ったり、飼い主さんの手を甘噛みしたりもします。猫の飼育においてイタズラを叱ることは必要ですが、怒鳴ってしまうのは好ましくありません。
人間の言葉が通じない猫にとっても、飼い主さんの怒っている姿は怖いものです。自分に怒鳴ってきたときには怖くて怯えてしまい飼い主さんのことを警戒してしまいます。何かあったとき感情的に怒ってしまうことが多い方にとって、自由気ままに生きる猫との暮らしは苦労されることも多いでしょう。
猫と接するときは、感情的に怒ることがないよう自分をコントロールすることを意識しましょう。
4.喫煙者
タバコを日常的に吸われている方は、猫から嫌われやすい傾向にあります。猫にとってタバコの煙はキライな匂いです。目の前で吸わなくとも嗅覚が優れた猫は衣服に付いた匂いにも反応します。
また人間同様、タバコの副流煙は猫にも害があることが指摘されています。猫を飼育したいのであれば、タバコを禁煙してから検討されることをオススメします。
まとめ
可愛らしく一緒に暮らしているだけで幸せな気持ちにさせてくれる猫ですが、飼育には責任も伴います。生半可な気持ちで飼い始めると、後々後悔するかもしれません。この記事を参考に自分が猫の飼育に向いているかどうか、よく検討してみてください。