猫が『紙』を呑み込んだ!?2つの対処法と注意するポイント

猫が『紙』を呑み込んだ!?2つの対処法と注意するポイント

猫は段ボールや紙袋、封書の端などの紙を口に入れる傾向にあります。噛んで遊んでいるだけではなく、誤飲の危険が高まりますので注意が必要です。それでは、対処方法を見ておきましょう。

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記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

1.口の中の紙を出す

口に紙を咥える猫

猫が噛んだすぐ後であれば、口の中から出してください。

猫は紙に噛み付いたばかりですから、まだ飲み込んではいません。その場合は、口の中からソッと取り出してしまえば問題ありません。

また、噛んでいる口元を緩めて口を開けて物を落とした瞬間も、猫から紙を取り上げるタイミングです。

2.即病院へ連絡!

病院で診察を受ける猫

明らかに紙を飲み込んでしまった場合は、至急病院へ連絡して受診してください。

以下のような症状の場合は緊急事態です。

  • 吐いている、もしくは吐くことができない
  • 呼吸が苦しそうである
  • 口の中が紫色になっている
  • 元気がなくぐったりしている

これらの症状が見られる場合は病院へ至急連絡し、猫の正しい動かし方を聞いて、できる限り早く受診しなければなりません。

食べた紙の種類、どのくらいの量、いつ飲んだのかをメモしておいてください。嘔吐物や便なども必ず持っていきます。動画で猫の様子を撮影しておくと、より効果的です。

対処する際の注意すべきポイント

かみちぎられた紙と黒猫

ここでは、猫が紙を飲み込んだと疑われる際に対処する場合の注意すべきポイントについて説明します。

慌ててしまうと猫にとってかえってまずい状態になる場合もありますので、猫のためにも冷静に対応できるよう覚えておきましょう。

無理矢理には出さない!

猫の口を開けようとする人間

小さな破片なら問題ありませんが、大きい、または長い形状の紙を身体から無理に出そうとすると、食道などを傷つけてしまう危険性があります。

飲み込んでしまった紙を、口をこじ開けてまで出してはいけません。誤飲をしてしまった紙の種類や量、大きさによって身体のどこまで入っているかは分かりません。猫を逆さにしてお尻を叩いて吐き出させるという無謀な行為も絶対にダメです。

驚かせないように!

箱をかじっている猫

猫は驚いてしまうと、口に入っている物を勢いで飲み込んでしまいます。何かを誤飲している猫を発見しても、大声を出したりびっくりさせてはいけません。

「ダメ!」と強く言うことで、その場から逃げてしまい抱き上げることもできなくなってしまいます。また、飼い主が驚き過ぎている状況を察し、猫がさらに不安になって近寄ってくれなくなってしまう可能性も。

猫が共感するように優しく呼びかけ、そっと抱っこをして病院へ連れていきましょう。

まとめ

ボロボロになった紙の中心にいる猫

猫が『紙』を呑み込んだ!?2つの対処法と注意するポイントについてお伝えいたしました。

数mm程度の小さな紙を飲み込んでも基本的に何も起きませんが、大きなものを誤食したとなると話は別です。

猫に関するアクシデントが発生すると、私たち人間は慌ててしまいます。しかしいつも以上に冷静な対処をすることで、二次災害を防ぐことができます。

まず一番の対策は、口に含んでしまいそうな紙を猫の目の前に出さないことですので、常に配慮しておきましょう。

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