1.自分が呼ばれたと分かっている
猫は、自分の名前やよく聞く単語くらいなら、理解できているようです。何度も聞いているうち、覚えてしまうのでしょう。そのため、飼い主さんに名前を呼びかけられたときは、返事をする場合があります。
「にゃ〜」と鳴くこともあれば、しっぽや耳などをチラッと動かし「聞いてるよ」アピールすることもあるでしょう。愛猫の名前を呼んで返事をした場合は、自分の名前が呼ばれたと分かっている場合が多いと思われます。
2.とりあえず反応した
何かよく分からないけれど、とりあえず飼い主さんの呼びかけに反応してみた、という場合もあるのではないでしょうか。猫なりの優しさ…と考えたいですが、真実は定かではありません。
何か声が聞こえて振り返ってみたものの、特に何もなかったためにそのまま素通り、という場合もあるでしょう。そっけなく見える態度ですが、ひとまずは反応してくれていることから、飼い主さんに対する誠意は尽くしてくれているようです。
3.ビックリした
急に呼びかけられ、ビックリしたときは思わず、反応してしまうのではないでしょうか?筆者宅の猫も、突然話しかけると「にゃ!?」と戸惑ったような声を出すことがあります。猫は繊細な生き物なので、驚かせてしまって申し訳ない気持ちになりますが…。
また、「な〜に?」とでも言いたげに「にゃ〜?」と問いかけてくる場合も。そんなときは、「何か用?」と質問しているのかもしれません。猫は急激な動きを好まないので、なるべくビックリさせないように気をつけてあげるのが一番です。
4.何かもらえると思った
飼い主さんが呼んだということは…もしかしておやつか何かがもらえるのかにゃん?と期待して、頷くなどの反応を示したのかもしれません。そんなときの猫の行動は、非常に素早いでしょう。光の速さのごとく、すっ飛んできます。
特に飼い主さんが何かのパッケージを開けた音がしたときなどは、秒で目の前に参上するでしょう。でも、おやつではなかったときの落胆っぷり…。しばらく未練がましく、辺りをウロウロするかもしれません。
5.遊んでもらえると思った
飼い主さんと遊ぶのが大好きな猫は、声をかけられると「遊んでくれるにゃん?」と期待で胸がいっぱいになるため、目を輝かせて頷いてくれるでしょう。ワクワクしながら、遊びが始まるその瞬間を待ちます。
猫の運動不足やストレス解消のためにも、一日にできれば数分は遊んであげることをオススメいたします。遊びは信頼関係の強化にもつながりますし、飼い主さんも夢中で遊ぶ愛猫の姿を目にして、ほっこりできるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ポンちゃん♀ / 6歳 / サビ猫 / 3.8kg
猫が人間のように首を縦に振って頷くかは疑問ですが、ここでは「頷く=何かしらの反応を見せる」という意味で書いてみました。飼い主さんの呼びかけに対し、愛猫が何かしらの反応をしてくれたら、とても嬉しいですね。無反応なこともありますが、それは猫らしいご愛嬌ということで。