猫が人を下に見ている時の行動とは
猫は、他者との関係性に優劣をつけないといわれています。しかし、実際の生活では「何となく見下されているような…」というシーンがありますよね。
そこで今回は、猫が人を見下す行動を3つ紹介いたします。なぜそんなことをするのでしょうか?理由も併せて解説いたします。
1.無視する
猫は「どうでも良い相手」を完全に無視します。名前を呼んでも見向きもせず、しっぽでお返事もしません。
日頃からあまりお世話をせず、自分の都合で構いすぎると嫌われてしまいます。その結果が「相手にしない」という行動に表れてしまうのです。
2.撫でさせない
タイミングを問わず、見下している相手には撫でる隙を与えません。「気安く触らないでちょうだい」という気持ちなのでしょう。
猫は、気に食わない相手を自分の縄張りに入れることはありません。ちなみに、自分から甘える行動も控えて拒否します。
3.視線すらも冷たい
もはや、受け入れ難い相手に対しては視線すら冷たくなります。「また動画を見て笑ってるよ」「相変わらず起きるの遅いな(猫は早朝になると活発になります)」という調子です。
愛猫からクールな視線を感じたら、ドライな感情を持たれているかもしれません。過去に嫌われるような行動を取っていないか、愛猫の性格(好み)を理解してあげられているかなど振り返ってみてください。
猫から下に見られないようにするには?
愛猫にしたに見られ、冷たい視線を浴びるのは悲しいですよね。そもそもそのようにされないためには、どのような行動を心がければ良いのでしょうか?
嫌がることをしない
「愛猫が苦手なことをしない」というのはポイントが高いでしょう。一般的に猫が好むことでも、愛猫も同じように喜んでくれるとは限りません。
1度でも「嫌だ!」と抵抗したことは控えるようにしましょう。ただし、爪切り・ブラッシングは例外です。必要なお手入れなので仕方ありません。
お世話をする
特定の家族にお世話を任せっきりという方は要注意。「どうせご飯くれないでしょう」「トイレ掃除なんかしてくれないよね!?」と下に見られる原因になってしまいます。
できる時で構わないので、愛猫のお世話に加わってみてください。帰宅後におもちゃで遊ぶだけでも反応が変わります。
猫を下に見ない
心のどこかで「猫は懐かない」「ワガママで自分勝手」と思っていませんか?無意識にでも偏った態度を取ってしまうと、見下される可能性があります。
確かに身勝手なところはありますが、猫なりにコミュニケーションを取ろうとしていますし、ずっと一緒にいれば懐きます。
優しく話しかけたり、褒め言葉をたくさんかけてあげましょう。家族と平等な気持ちで接することで、見下されることを防ぐことができるでしょう。
まとめ
猫が人を下に見ている時の行動と、それを防ぐポイントについて紹介いたしました。猫は人に無関心なようで、実はよく見ています。何よりも愛猫を愛してあげることが大切です。
たとえ下に見るような態度を取られても、強く叱ったり、酷い言葉をぶつけてはいけません。より一層心の壁ができてしまいます。
「嫌がることをしない」「猫が喜ぶお世話をする」「猫を見下さない」を意識して、心を通わせてみてください。
とはいえ、猫がミステリアスな動物であることも否定できません。元々クールな猫は冷たい印象を与えがちになります。愛猫の性格や個性もよく見てあげてくださいね。