1.盗み食い
飼い主さんをハラハラさせる猫の行動として、まず第一に挙げられるのが「盗み食い」ではないでしょうか。素早い猫はちょっとしたスキを狙い、見事に獲物をゲットします。それがたとえ飼い主さんの食べ物であっても、容赦はしません。
「食べたいものは、食べたいんだ!」とばかりに持ち前の身体能力をフルに発揮して、盗み食いをするのです。一方、盗まれた側の飼い主さんは、そんな猫の行動にハラハラが止まらないでしょう。
人の食べ物は猫には味が濃かったり、食べてはいけない食材が入っていたりします。万が一、誤って口にしてしまったら、中毒などを起こす可能性があるのです。そのため、ものすごく心配になるはずです。
2.ものすごく高い場所に登る
猫は高いところを好みます。敵に見つかりにくい上獲物が見つけやすく、尚且つ優位性も示せるなどの理由があるようです。その習性を理解している飼い主さんは、多いでしょう。
ですが分かっていても、いざ愛猫がものすごい高い場所に登ると、なんとなくハラハラしませんか?「落ちないかなぁ?降りられるかなぁ?」と心配になってしまいます。当の猫は涼しい顔をして、何の問題もなくストンと降りるのですが…。
ですが稀に、登ったはよいものの降りられなくなっている場合があるため、気をつけてあげてください。落ち着かなさげににゃ〜にゃ〜鳴くなどしていたら、もしかして助けを必要としているのかもしれません。
3.狭い場所に入り込む
猫は狭いところも大好き。体がはみ出るほどきゅうきゅうとした場所によく、入り込んで満足しています。何かの隙間に入ってしまうこともあるでしょう。
そんな様子を見て、飼い主さんはハラハラしてしまうかも。つっかえてしまわないか、はたまた出てこれるのか、心配になります。
大抵の場合は体の柔軟性をフル活用してスルッと出てきますが、たまに子猫はつっかえて出て来れなくなることがあるよう。挟まったまま身動きが取れなくならないよう、気をつけてあげてください。
4.脱走を図る
室内飼いの場合、家の中をナワバリとするのでその中で満足して暮らしますが、同時に好奇心も旺盛なのが、猫。見知らぬ外の世界に、興味を持つことも多いです。
玄関のドアが開くたび、チラッと見える外界は一体どうなっているのだろう?何があるのだろう?と気になってしかたない場合があるようです。
どうしても好奇心が抑えられない猫は、脱走するタイミングを狙っていることがあります。ドアが開いた瞬間や窓が開けっ放しになっていると、そのスキを突いて外に出てしまうでしょう。
脱走しようとするのもそうですが、もっとハラハラするのは、本当に脱走してしまったとき。このときの飼い主としての気持ちは、とても言葉で言い表せるものではありません。
外の世界は猫にとっての危険がいっぱいです。脱走されないよう、細心の注意を払っていきましょう。
5.無謀なジャンプ
猫はジャンプが得意ですが、たまに無謀なことをしようとして、飼い主さんをハラハラさせてくれます。大切な愛猫がケガをしないよう、見守る必要があるでしょう。
キャットタワーやキャットウォークは、猫が安全に遊べるような配慮をしてください。愛猫の体格に合わせた高さにする、キャットウォークの間と間はムリせず飛び移れる距離にするなどすると、安全でしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:はんちゃん♀ / 2歳 / ミヌエット / 2.8kg
当の猫は平然としていても、それを見守る飼い主さんはハラハラしていること、ありませんか?猫の中では当たり前でも、人からすると驚いてしまうような行動を取る場合があります。くれぐれも愛猫がケガなどをしないよう、安全な環境を整えておきたいですね。