猫への褒め方や叱り方のポイントとは?
猫も褒められれば喜びますし、反対に叱られれば落ち込んだり「もうやらないでおこう…」と学んでくれたりします。そこで重要になってくるのが猫への褒め方や叱り方です。せっかく褒めたり叱ったりしても、猫に伝わっていなければ意味がありません。
今回は猫にしっかりと伝わりやすい褒め方や叱り方について解説してまいります。上手に褒めたり、時に叱ったりしながら愛猫との関係を築いていきましょう!
1.褒める時のポイントは?
猫が良い事をしてくれたり「今後も同じことを繰り返しやってほしい」と思う行動をとってくれたりした時は「猫が喜ぶご褒美」を与えるのがおすすめです。
よくある例として挙げるとすれば、大好物のおやつを与えるといった褒め方があります。良い行動を猫がとったら瞬時に大好物のおやつを与えるように習慣化すれば「この行動をとればおやつがもらえる」と認識してもらいやすくなるからです。
他にも、撫でられるのが好きな猫の場合なら撫でながら褒めてあげるのもおすすめですし、またたびやおもちゃ等が好きな場合はそのようなアイテムをあげるのもおすすめといえます。
愛猫が好きなものを把握しておき、褒めたい時にその好きなものを上手く活用するのがポイントといえます。
2.叱る時のポイントは?
反対に猫を叱らなくてはいけない時は、猫が嫌がることをあえてするのがポイントといえます。
例えば猫は大きな音を苦手とする傾向にあるため、やってはいけないイタズラを愛猫がした場合、その瞬間に大きな音で手を叩いたり、大きな声を出すのがおすすめです。そうすることによって「この行動をとると嫌なことが起きるからもうやめておこう」と思うようになってくれる可能性が高まります。
ただし、猫が極端に怖がらせてしまうと大きなストレスとなってしまうこともあるため「ほどほどに苦手なこと」をして叱るのが重要です。
3.叱りたい時はあえて完全無視をするのもおすすめ
猫が苦手なことをして叱る方法をとっても効果がない場合もあります。
例えば飼い主さんの気を引きたくてわざとイタズラをしているような場合は猫のほうに注目して叱ってしまうと「構ってくれてる」と勘違いしてさらにイタズラがエスカレートする場合もあるのです。
そのような場合は猫がやる行動に対してあえて何も反応せずに完全無視を決め込むのがおすすめといえるでしょう。
無視をすることによって、猫は「この行動をしても飼い主さんは振り向いてくれない」と認識させるのが重要なポイントです。
まとめ
愛猫の良いところは褒めて、やめてほしいところはしっかり伝わるように上手に叱ることができれば、猫も飼い主さんもお互いが快適に過ごすことができるはずです。
褒め方や叱り方で悩んでいる飼い主さんは、ぜひ今回紹介した方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。