1.ロシアンブルー
瞳がエメラルドグリーンのロシアンブルーは日本にはじめて登場した短毛洋猫といわれています。高貴な性格で頭もいい一方、内気でデリケートな部分もあるため、あまり鳴かない猫としても知られています。その様子からボイスレスキャットと呼ばれることもあるようです。
ロシアンブルーという品種名から分かる通り、原産国はロシア地域とされており被毛は少し青めな銀色となっています。繊細な猫なので、警戒心も強いですが心を許した飼い主さんにはべったり甘えることもあるツンデレ猫です。
2.ペルシャ猫
ペルシャは猫種の中でも古い歴史があるとされる長毛猫の代表格です。優しく穏やかな性格の子が多く落ち着いて行動する傾向があるため、大声で鳴くことも少ないです。そのゴージャスとさえいえるモフモフ長毛と可愛らしい表情は世界中の猫好きと虜にしています。
体毛がふさふさで太っているように思われがちですが、実は筋肉がっしりとしたマッチョ猫でもあります。
3.エキゾチックショートヘアー
お手入れが楽な短毛ペルシャになるよう交配され誕生した歴史があるエキゾチックショートヘアーは、つぶれ鼻とちょっと離れているまん丸お目目が特徴的です。どことなく不機嫌そうな表情に一目ぼれする方もいらっしゃいます。
やさしく大人しい性格の子が多く、鳴いて騒ぐことも少ないことから初心者でも飼育しやすい猫として人気が高いです。ペルシャ猫と同じく、どっしりおデブな印象を受ける外見をしていますが意外と筋肉が引き締まっています。
4.アビシニアン
スリムなスタイルにどことなく野性味を感じさせるアビシニアンですが、意外に大人しい猫種です。ただし、人見知りという訳でもなく猫の比較的甘えん坊な一面もあります。遊びの際は持ち前の運動神経のよさを発揮し活発な動きを見せてくれます。
あまり鳴かない猫としても知られ、たまに鳴くときは小さめできれいな声を出します。
まとめ
いかがだったでしょうか。自由気ままに鳴いて騒ぐイメージがある猫ですが品種によって、鳴く頻度などの傾向は大きく異なります。とはいえ、鳴くことが少ないだけで猫の良し悪しが決まる訳でもありません。あくまでも参考として今回の解説を活用してみてください。