飼い主さんからの愛情を感じた猫がする仕草
愛猫に「大好きだよ」と素直に気持ちを伝えることは大切です。飼い主さんに愛されていることを実感すると、猫も幸せな気分になれるものです。とはいえ猫はツンデレな傾向があるので、飼い主さんの愛情表現に対してそっけない態度をとることもあります。
飼い主さんの愛情が猫にきちんと伝わっているかどうかを確かめるためには、些細な仕草に注目してみましょう!飼い主さんの愛情を感じた時に猫がする主な仕草をご紹介します。
1.しっぽをピンと立てる
しっぽには猫の感情が表れます。しっぽがピンと立っているのはご機嫌な証拠です。一緒に遊んだり撫でたりしている時に愛猫のしっぽが立っていたら、飼い主さんの愛情が伝わって嬉しい気持ちになってくれていると考えてよいでしょう。
2.喉をゴロゴロ鳴らす
猫が喉をゴロゴロと鳴らすのは、リラックスした状態で幸せを感じているサインです。飼い主さんに優しく撫でられてよい気持ちになっている時などに、喉を鳴らすことが多いですよね。飼い主さんからの愛情が伝わっているからこそ、猫も飼い主さんとの触れ合いに幸せな気持ちになれるのです。愛猫が喉をゴロゴロ鳴らしている時は、笑顔を見せてくれていると思ってください♪
3.体をスリスリ擦りつける
猫は感謝の気持ちを表す時や愛情表現のために、相手に自分の体をスリスリと擦りつけることがあります。飼い主さんが構ってあげた時やお世話をした時に、愛猫が体を擦りつけてきたら「いつもありがとにゃ」と大切にしてくれていることへのお礼を伝えてくれているのかもしれませんね。
4.お腹を見せる
警戒心の強い猫にとって、急所であるお腹を見せるのはなかなかできない行為です。もしも愛猫がゴロンと仰向けに寝転がってお腹を見せた場合は、飼い主さんの愛情が伝わって信頼を寄せてくれていると思って間違いないでしょう。
猫への愛情表現はほどほどが1番!
「大好き」という気持ちが愛猫に伝っていること、そして愛猫が飼い主さんからの愛情を喜んでくれていることがわかると飼い主さんも嬉しくなりますよね。日常的にもっともっと愛を伝えたいと思う方もいるのでは?
ところが猫はオーバーな愛情表現や、押しつけがましい愛情表現を嫌います。大きな声で「可愛い!」と褒めたり突然ハグをしたりといった大げさな行動は、猫を驚かせるだけなので逆効果です。猫の気分が乗らない時にしつこく撫でるのもやめましょう。
愛猫の気持ちを尊重して接することこそ猫が求めている愛し方だと心得て、飼い主さん側の「うちの子可愛い!大好き!」という溢れる想いは、時には抑え気味にしたほうがよいことも覚えておいてくださいね。
まとめ
今日のねこちゃんより:ララ♀ / メインクーン / 4.3kg
たとえはっきりと態度に表さなくても、猫に飼い主さんの愛情は伝わっています。愛猫を大切に想う気持ちがしっかり伝わっているのか不安な方は、スキンシップの最中などに愛猫の仕草に注目してみてくださいね。
野良猫として日々の生活に苦労していたころはキリっと鋭い目つきをしていたのに、優しい飼い主さんに出会って「可愛い」「大好き」と言われながら暮らすうちに、顔立ちが穏やかで可愛らしいものに変わったというエピソードも珍しくないようです。
飼い主さんが愛情を注ぐと、猫も愛されている実感からますます可愛らしくなっていくものなのでしょう♪やりすぎな愛情表現は猫に嫌がられてしまう可能性もありますが、愛猫が寂しい思いをしないように毎日たっぷりの愛を注いであげてくださいね。