『捨て猫』が増えてしまう理由4つ 防ぐために人間ができること

『捨て猫』が増えてしまう理由4つ 防ぐために人間ができること

悲しいことに、捨て猫は後を絶ちません。保護活動も盛んに行われていますが、それでもすべての猫を救えるわけではないのです。捨てられてしまった猫は、弱って死んでしまうことがあります。生き延びたとしても、野良猫の寿命は、わずか4~5年と言われています。それなのになぜ、捨て猫が増えてしまうのでしょうか?

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1.転居先で猫が飼えない

悲しげな猫の目元

転居することになった場合、転居先にペット可の物件が見つからずに猫を捨ててしまうというケースです。ペットと一緒に入居できる物件は、増加傾向にあるとはいえ、まだまだ多くはありません。また、そのような物件は他の物件と比べて家賃も割高です。

どうしてもペット可の物件が見つからない場合は、猫を引き取ってかわいがってくれる人を見つけましょう。猫を飼い始めた時から、最後まで面倒を見るという責任は伴います。

引っ越しの準備が忙しいかも知れません。でも、やむを得ず手放すなら、大切な愛猫が幸せに暮らせるよう新しい家族を見つけることを優先して下さいね。

2.飼い猫が出産して増えた

子猫に授乳する母猫

外へ自由に行くことのできるメス猫は、繁殖期になれば妊娠してしまうことがあります。完全室内飼いであっても、多頭飼いでオスとメスがいれば、子猫は産まれます。

猫が一度に産む子猫の数は、3~5匹です。それ以上のこともあります。猫はきょうだい同士でも子猫を産んでしまうので、不妊手術をしていなければ、次から次へと出産してしまうでしょう。結果、手に負えなくなって捨ててしまうことになるのです。

脱走する癖がある場合も含め、外へ行く猫や、オスとメスを同時に飼っている多頭飼いの場合は不妊手術を検討することをおすすめします。

3.飼い主の高齢化

高齢者と猫

子育てがひと段落して、猫を飼い始める人も多いですね。しかし、室内で飼われている猫の寿命は15年ほど。20年以上生きる長生きな猫もいます。その間に、当然飼い主の方も年齢を重ねていきます。

高齢になると、猫の世話が大変になるだけでなく、病気で入院が長引くなどで猫を飼えなくなってしまうことがあるのです。亡くなってしまって、猫だけ残されるというケースもあります。

猫のお世話をしてくれる家族がいればいいのですが、事情で家族も猫を飼えないこともあります。そうなると、猫は行き場がなく、捨てられてしまうのです。高齢になってから猫を飼う場合は、いざという時の引き取り手を探しておく方がいいでしょう。

4.思っていたのと違う

倒れた植木鉢と猫

猫を飼う前は、あれこれ楽しい想像をしていたのでしょう。しかし、実際に猫を飼ってみると大変なことはたくさんあります。食事を与えるだけでは猫は飼えないのです。

きれい好きな猫は汚れたトイレでは排泄を嫌がるので、トイレはいつも清潔にしておかなければなりません。爪とぎで家具や壁がボロボロになったり、毛玉を吐いて床を汚すこともあります。猫用品や動物病院に費用もかかります。長期の旅行なども思うようにできません。

これらをわかっていないと、(こんなはずじゃなかった…)ということになってしまうのです。

猫に限ったことではありませんが、ペットは単なる癒しの道具ではありません。猫を迎えようと決めたなら、猫がどんな生き物なのか、習性やお世話の仕方などの知識をしっかり身に着けておく必要があります。

よく考えたうえで、本当にお迎えできるかどうか決めましょう。

まとめ

道端でこちらを見ている猫

捨てられた猫は、野良猫として生きています。しかし、野良猫の寿命はわずか4~5年。食べるものがなかったり、病気や交通事故で命を落とすことも珍しくありません。捨てられてしまった猫が、どんなに過酷な環境下に置かれるかがわかります。

猫が捨てられる理由は、ほとんどが飼い主の都合です。猫を飼おうと決めた時から、命を預かる責任を持たなければなりません。

どうしても猫を手放さざるを得ない場合は、必ず新しい家族を見つけてあげて下さい。自分ひとりでは難しい場合は、かかりつけの獣医師に相談したり、SNSやインターネットで里親を募集することもできます。

どうか、ともに暮らしてきた大切な命を捨てることだけはしないで下さいね。

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