猫の終活について考えておこう
どんなに健康で元気な猫でも、いつかは必ずお別れの日がやってきてしまいます。とても悲しいですが生き物と一緒に生活している以上、これは絶対に避けては通れない道といえるでしょう。
そこで考えておきたいのが「猫の終活」です。
愛猫が歳をとってきたり、体が弱くなってきたら最期のことを考えてお別れした後もスムーズに動けるように前もってきちんと計画しておくことが大切といえます。
今回は猫の終活をする際、具体的にどのようなことを考えておけば良いのか紹介をしてまいります。愛猫の最期についてしっかりと考えておきたい飼い主さんのお役に立てれば幸いです。
1.介護や看病について考えておく
猫も歳をとってくると、当然からだはだんだんと衰えてきます。もちろん個体差があるのでどんなに高齢になっても元気な猫もいますが、その一方で老衰により病気をしたり介護が必要になる猫もたくさんいるのです。
もし愛猫が高齢になって看護や介護をつきっきりでしなきゃいけなくなった場合、どのように毎日のお世話をしていくか考えておくのはとても大切といえるでしょう。
飼い主さん自身が時間を作ってお世話をするのか、それとも信頼できる家族や周りの人にお世話を手伝ってもらうのか、そのあたりも考えておくことをおすすめします。
2.葬儀について考えておく
愛猫が亡くなった後、どのような方法で葬儀をするのか考えておくのもおすすめです。
ペット専用の葬儀屋さんに依頼するのか、それとも自治体に依頼するのか、遺骨や遺灰はどうするのか…といった様々な事柄を事前に考えておくことによって、愛猫が亡くなった直後でもスムーズに動きやすくなります。
また、葬儀に必要な費用を貯めておくのもとても大切な準備といえるでしょう。
3.愛猫に関する写真や物を整理しておく
愛猫に関する写真や猫用グッズを事前に整理したり、亡くなった後どのように片付けるか決めておくのも重要です。
愛猫と過ごした月日をいつでも振り返ることができるように写真のデータをまとめておいたり、印刷してアルバムを作っておくのも良いでしょう。
また、愛猫が亡くなった後に猫用グッズは捨てるのか、それとも売るのか、はたまた自宅でそのまま保管しておくのかざっくりでも良いので決めておくのもおすすめです。
まとめ
猫の終活と言われてもあまりピンと来ない方も多いかもしれませんが、事前にあらかじめ考えをまとめておけば愛猫が亡くなった後も悔いのない選択をしやすくなります。
愛猫とのお別れを考えるのは辛いかもしれませんが、愛猫と飼い主さん自身のためにも少しずつ終活について考えておきましょう。