猫の留守番後は『アフターケア』が超重要!満足してもらえる4つのケア方法

猫の留守番後は『アフターケア』が超重要!満足してもらえる4つのケア方法

マイペースで気ままに過ごしている猫も、飼い主の長時間の外出時には寂しくなったり不安になることもあります。長い時間お留守番をしてもらった後は、ちゃんとケアをしてあげましょう。どうしたら猫に満足してもらえるでしょうか?

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.まずはごはん

フードと水を用意する女性と猫

帰宅した時にお腹がすいているようなら、まずはごはんをあげましょう。食器にフードが残っているのに催促することがありますが、猫は残って質が悪くなったフードを嫌がります。食べかけのフードが残っていたら捨てて、新しいものを与えて下さいね。

水も忘れずに。補充するのではなく、残った水を捨ててきれいな水に取り替えてあげましょう。食器が置いてあった周辺は、留守中に食べ散らかしたり、フードで遊んでしまって汚れているかもしれません。猫が食事をする周りも掃除してあげて下さいね。

2.汚れたトイレをきれいに

トイレの掃除をする手とそれを見る猫

トイレの汚れは猫にとってストレスになります。トイレが汚れていると、排泄を我慢してしまったり、トイレ以外の場所で粗相をしてしまうこともあります。

留守中に何度か排泄してトイレが汚れている場合があるかと思います。帰宅したらすぐにトイレをきれいにしてあげて下さい。その際に、体調を崩していないか便や尿をチェックしましょう。留守番のストレスで下痢をしてしまうことがあります。

3.たっぷり遊んであげる

猫とおもちゃで遊ぶ女性

猫のお腹が満たされて、トイレもきれいになったら、コミュニケーションタイムです。猫が頭を擦りつけてきたら、思う存分スリスリさせてあげましょう。知らない匂いをつけて帰ってきた飼い主に自分の匂いをつけることで安心するからです。

猫が甘えてきた時は、優しく声をかけながら撫でてあげて下さいね。それから、おもちゃを使って猫が満足するまで遊んであげましょう。思い切り遊ぶことで、ストレスを発散できます。

4.自由に動いてもらう

こちらに向かって歩いてくる猫

長時間留守にする場合は、猫の安全を考えて、入ってほしくない部屋のドアを閉めて行くことがあると思います。猫にとっては、行動範囲が限られてしまって、ストレスになっているかもしれません。

飼い主が在宅時には開放しても良い部屋があればドアを開け、猫が自由に行き来できるようにしてあげましょう。縄張りのパトロールは猫の大事なルーティンです。気の済むまで、パトロールさせてあげて下さいね。

まとめ

女性に可愛がられて気持ちよさそうな猫

長時間の外出後は、疲れていることと思います。一刻も早く座ってゆっくりしたいですよね。

でも、留守番をがんばってくれた猫を、まずは褒めてケアしてあげて下さい。それが済んでから、体を休めましょう。

寂しい思いをしていた猫も、飼い主のそばから離れないかもしれません。猫と一緒に、幸せな時間を過ごして下さいね。

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