猫が「ドン引き」する飼い主さんの行動
私達が、猫に対して思わずドン引きするような行動があるのに対して、猫も人間に対してそう思うことがあります。
ここでは、猫が思わずドン引きする飼い主さんの行動を6つ紹介いたします。
1.狩りができない
猫は生粋のハンターです。家に侵入した虫も狩ることができます。しかし虫嫌いな人は、虫を見ると大騒ぎしますよね。
狩りが全くできず、騒ぎ立てる行動は驚きでしかありません。
2.お風呂に入る
これは筆者の実体験です。ある日、びしょ濡れ姿で浴室から出た際に愛猫が「うわっ!どうしちゃったの?」と驚いていました。
猫は水に濡れることを嫌うので、信じられない光景だったのでしょう。「次は私の番かも…」と内心ヒヤヒヤしていたかもしれませんね。
3.「におい」がついたもの捨てる
猫は自分のにおいがついたものを大切にします。縄張りの1部だからです。ところが人間は、古くなったものを新調してしまいます。
飼い主さん自身の持ち物なら良いのですが、愛猫のものとなると一大事です。特に愛着のある寝床を処分されることには抵抗があります。
愛猫の「お気に入り」を処分する際は、完全に興味を失ってからにしてあげましょう。
4.不規則な生活をする
人間の生活リズムは仕事に縛られ、不規則になることもしばしば。一方猫は、体内時計に沿って規則正しい生活を送る動物です。
日によって行動がまちまちな人間との共存は、時にストレスになってしまうことがあります。
5.家族を増やす(猫や犬を増やす)
「愛猫ひとりじゃ寂しそう。」と感じることはありませんか?確かに遊び相手がいないので、寂しそうには感じますよね。
だからといって、無闇に家族を増やすと愛猫の負担になってしまいます。猫は元々単独で生活する動物なので、性格によっては動物家族が増えることを嫌がります。
メンバーを増やしたいと思ったら、愛猫の性格・トライアルができること・縄張りの取り合いにならない環境などを考慮してあげてください。
6.しつこく絡んでくる
猫愛が強すぎるあまり、接し方が強引になっていませんか?例えば抱きついたり、しつこく追い回したりする行動です。
猫は元々しつこくされることを嫌うので、猫のほうから甘えてくれるタイミングを待ってあげましょう。
楽しく共存するには?
ドン引きの内容によっては、ストレスにつながってしまいますよね。楽しく共存するにはどのような配慮が必要なのでしょうか?
猫が嫌がることをしない
しつこく構う・大声を出すなど、猫が苦手とすることを極力避けていきましょう。
猫グッズを目の前で処分しない
愛猫が気に入っているものは完全に興味を失うまで待つか、見ていない隙に処分するようにしましょう。
せめて猫の食事は規則性をつける
飼い主さんの生活リズムが乱れてしまうのは仕方ありません。だから、せめて猫の食事の時間は規則正しくしてあげましょう。そうすることでストレスが軽減されます。
留守番時間が長い場合は、自動給餌器の導入も検討してみると良いでしょう。
まとめ
今回は、猫がドン引きしてしまう飼い主さんの行動を6つ紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
猫は人間のことを「体の大きな猫」だと思っているため、(猫にしてはおかしな行動してるニャ~…)と不思議に思うことがたくさんあるのです。
中には仕方のないものもありますが、ドン引きさせてしまうことで猫のストレスが続くと体調を崩してしまう可能性も。そのような状況にさせないように、愛猫の様子をみて改善すべき部分は改善してあげることをおすすめします。