1.飼い主がいなくて寂しい
猫はそれほど留守番が苦にならないと言います。それでも、甘えん坊の猫は寂しくなってしまうことがあるようです。寂しがりやの猫には、飼い主の匂いがついたタオルなどを置いておいてあげると安心できます。
また、寂しい時には隠れられる場所があると落ち着くので、キャットハウスやドーム型のベッドを置いてあげるのもおすすめです。それらがない場合は、段ボール箱でも大丈夫ですよ。
子猫も寂しがることが多いだけでなく、留守中は思わぬ事故が起きたりケガをすることもあります。子猫のうちは、できるだけひとりで留守番をさせないようにしましょう。
どうしても外出しなければならない場合は、ケージに入れた方が安心です。
2.飼い主がいなくてつまらない
いつも遊んでくれる飼い主がいないと、猫もつまらなくなってしまうことがあるようです。特に、飼い主がいつも一緒にいて構ってもらうのが好きな猫は、ひとりになるとどうしていいかわからなくなります。その結果、困ったイタズラにつながってしまうことも。
ただ、どうしても外出しなければならないこともありますよね。そんな時は、猫がひとりでも遊べるおもちゃを与えるのがおすすめです。ひとりでも遊ぶことができれば、満足して後は寝て待っているかも知れません。
3.特に何も思っていない
留守番に慣れている猫は、飼い主が仕事などで日中留守にしていても、それほど何も感じていないようです。飼い主の留守中は、寝ていることが多いからです。
飼い主が毎日ほぼ決まった時間に帰宅する場合、猫は体内時計が発達しているので、帰ってくる時間がわかっています。そのため、飼い主の帰宅時間になると玄関で待っていて出迎えるなんてことも。ドアを開けたら愛猫が待っていてくれるなんて、1日の疲れも吹き飛びますね。
猫の方はただ、時間になったから玄関に移動しただけなのだとしても。それでも、外出していた飼い主に会えるのは猫も嬉しいはずです。
留守番の猫が玄関でずっと待っていることはある?
帰宅したら猫が玄関で待っていてくれた…(なんて健気なんだろう♪)と嬉しくなります。でも、(ずっとここで待っていたのかな?)なんて思うとちょっと心配になりますね。
いいえ、ほとんどの猫は飼い主の留守の間中、ずっと玄関にいたなんてことはありません。ドアを開けた時に玄関に猫がいるのは、飼い主の帰宅を察知して先回りしたから。
猫は聴覚が優れているので、飼い主が家に近づいてくるとわかるのです。飼い主の帰宅時間が決まっている場合は、体内時計でわかることもあります。
ただ、玄関が気に入っている場所だったり、玄関で眠ってしまったなんて時は、ずっとそこにいることもあるようですよ。
ちょっとほっとするような、がっかりなような、飼い主としては複雑な思いです。でも、帰って来たのを知って待っていてくれるなんて、やっぱり嬉しいですね。
まとめ
猫は安心できる環境が整っていれば、ひとりで過ごすことも可能です。
留守番の間何を思っているかは、実際猫に聞いてみないとわかりませんが、猫によっては寂しかったりつまらないと感じているようです。
帰宅した後は、たくさん甘えさせてあげて下さいね。