愛猫を『わがままにさせない』上手なしつけ方3つ♪飼い主の行動で大きく変わるかも?

愛猫を『わがままにさせない』上手なしつけ方3つ♪飼い主の行動で大きく変わるかも?

猫は単独行動の動物。マイペースなので、どうしてもわがままになりがちです。でも、上手にしつけることで、わがままにさせないことは可能です。猫の困った行動は、飼い主次第でやめさせることができるかもしれません。

猫はどうしてわがままなの?

テーブルの上であくびをする猫

猫のわがままに振り回されている、という飼い主は多いのではないでしょうか。そもそも、猫はなぜわがままなのでしょうか。

それは、猫が群れを作らない単独で生きてきた動物だからです。群れの中でリーダーに従う必要がないかわり、自分の身は自分で守らなければなりません。そのため、自分にとって良いことがあるかないかで判断し、行動します。それが、人間の目にはわがままに見えるのでしょう。

猫は自分のペースを守り、相手との距離感を大切にしているのです。猫のわがままは仕方のないことなので、しつけをするのはなかなか困難。でも、上手にしつけをすることで、困ったイタズラに対処することは可能です。

1.その場ですぐに短く叱る

テーブルの上の角砂糖を散らかす猫

カーテンによじ登ったり、家具で爪をといだり、猫にしてほしくないことは、猫がイタズラをしたらその場ですぐに「ダメ!」「コラ!」など短い言葉で叱りましょう。時間がたってからや、長い言葉で話しても猫には意味がわかりません。

叱ることには一貫性を持たせること。同じイタズラには毎回同じように叱ることが大事です。同じイタズラでも叱る時と叱らない時があると、猫が戸惑ってしまいます。声の大きさやトーンも、毎回同じにしましょう。

また、叱る際には、猫の名前は呼ばないよう気をつけて下さい。自分の名前と叱られることを結びつけて覚えてしまうからです。

2.悪いことが起こると思わせる

驚いた表情で物陰から顔を覗かせる猫

猫はイタズラを叱られても、なぜ飼い主が怒っているのか理解できないことが多いです。人間にとって困った行動でも、猫には当たり前の習性のことがほとんどだからです。叱り方によっては、その人を怖がるようになってしまいます。

猫に嫌われないようにするには、イタズラをしたら悪いことが起こる、と覚えさせることが有効です。霧吹きで水をかける、大きな音をたてるなどすると、猫はびっくりしてイタズラをやめます。「ここでこれをすると、いつも嫌なことがある」と猫に覚えさせることでイタズラを予防するのです。

くれぐれも、それをしているのが飼い主だと気づかれないように注意して下さいね。

3.要求は無視する

見上げて鳴く猫

猫は要求があると飼い主に鳴いてアピールすることがあります。猫が甘えてきたタイミングで構ってあげるのは、もちろん大切なことですが、夜寝ている時などに起こされたり、テーブルの上などで大騒ぎされると困ってしまいますね。

いつでも、どんな要求にも応えていると、鳴けば要求が叶えられると覚えてしまいます。要求に応えられない場合は無視することも必要です。根気よく続けることで、鳴いても要求が叶えられない時もあるんだ、と諦めてくれるようになります。

まとめ

段ボール箱の中から見上げる猫

上手にしつけをすれば、猫をわがままにさせないことはできます。問題行動がある時などはしつけが役にたちますが、叱る時は大声で怒鳴ったり、叩くのは絶対にやめて下さいね。

猫のわがままな行動は、猫の習性によるものがほとんど。猫にはまったく悪気はありません。飼い主の方で事前に対策をして問題行動を防止することも重要です。

また、飼い主に構ってもらえない、環境が変わった、運動不足などが原因で猫がストレスを抱えていてわがままになることもあります。その場合は、ストレスを取り除いて、少しでも安心して暮らせるようにしてあげて下さいね。

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