猫はどんなことに対して怒っている?
猫にもあらゆる感情があるので、時にはイラッとしてしまうこともあります。どんなに信頼関係を築いている飼い主さんが相手だったとしても、飼い主さんの行動に対して怒ってしまうこともあるのです。
そこで今回はどんな飼い主さんにでも当てはまりやすい「猫が飼い主さんに対して怒っていること」について解説していきます。
猫に対して良かれと思ってしていることでも猫にとっては…ということもありますので、その内容についてさっそく紹介してまいります。
1.病院に連れていくこと
病院が苦手な猫は非常に多いです。
猫にとって痛い事や違和感のある事をされないような、ただの健康診断だったとしても、病院に連れていかれるだけで暴れ回って嫌がる猫は数知れず。そんな苦手な病院に連れて行かれることに対して怒っている猫がたくさんいるのも事実です。
病院に連れて行く時に使っているキャリーを見せた瞬間逃げ回ったり、病院に行く準備をしている段階で何かを察して威嚇や警戒をしている場合は「病院を嫌がっているサイン」といえます。
2.爪切りやお風呂などのお世話をすること
爪切りやお風呂といった身の回りのお世話に対して怒っている猫も多いです。
爪切りという未知の道具を使っていきなり爪を切られる恐怖や、濡れるのが苦手なのにぬるま湯で洗われる不快感から飼い主さんに対して怒る猫はたくさんいます。お風呂場に連れて行こうとしたり、爪切りを見せた瞬間「ウー」と唸り声をあげたり逃げ惑う場合はかなり怒っている可能性が高いといえるでしょう。
とはいえ、爪切りやお風呂などのお世話は時にはやらなくてはいけません。
どうしても猫が大暴れして爪切りやお風呂を拒絶してしまいお手上げな場合は、ペット用のサロンや動物病院に相談するのもおすすめです。
3.無理やり触られること
当然ですが猫も人間と同じで、何の前触れもなく突然無理やり触られることに対して怒る場合があります。
愛猫としっかり信頼関係を築けており、猫の機嫌の良いタイミングで触ってあげている場合は気分を害するリスクも低いといえるでしょう。
しかし、明らかにしっぽをパタパタと大きく振っていて不機嫌な時や威嚇する鳴き声を出している時に無理やり触ってしまうと、愛猫の逆鱗に触れてしまう可能性があります。
まとめ
猫にも怒りの感情はあります。例え愛猫のためを思ってやった行動だったとしても、愛猫にはそれが理解出来ず怒ってしまうこともあるのです。
猫の健康や安全のために、やむを得ず猫の怒りを買うような行動をしないといけない時もありますがそうでなければ極力猫を怒らせる行動は回避するように心がけていきましょう。