衝動的に猫を飼うとこんなトラブルが…!?
猫はとても可愛らしい生き物ですが「可愛くてそばにいつもいてほしいから」という衝動的な気持ちで安易に猫をお迎えしてしまうと、猫も飼い主さんもお互いにストレスが溜まってしまう恐れがあります。
よく知らずに飼ってしまった結果、思いもしないトラブルが発生し猫が可哀想な思いをする…といったケースが起こっているのも残念ながら事実なのです。
そこで今回は、そんな悲しいトラブルを避けるためにも猫好きさんたちにぜひ知っておいて頂きたい「衝動的に猫を飼うとどんなトラブルが起こりやすいのか」といったテーマについてお話してまいります。
猫が好きな人や猫をこれからお迎えしたいと思っている方の参考になれば幸いです。
1.家の中でくつろげずストレスが溜まる
猫をお迎えする準備が全くできていない状態で飼い始めてしまった場合、当然家の中も「猫が住むことを想定した状態」にはなっていないケースがほとんどだと思います。
猫がひとりでゆっくりとくつろげるスペースや静かな場所に設置された猫トイレ、安心してごはんを食べられるスペースなどを作らないままお迎えした結果、猫は落ち着くことができずにストレスを抱える可能性があるのです。
このようなストレスを発生させないためにも、猫をお迎えする前に室内の環境を整えておくことは必須といえます。
2.お世話が上手くいかず飼い主さんもストレス状態に…
猫のことについてよく知らないまま飼い始めてしまうと、やはり身の回りのお世話ひとつひとつに戸惑ってしまいがちです。
ごはんやトイレといった毎日行うお世話はもちろんのこと、日々の健康チェックや定期検診、お風呂、爪切り等、しないといけない事はたくさんあります。「猫のお世話がこんなに大変だとは思わなかった」とストレスを感じてしまう飼い主さんは実際数多くいます。
ストレスを抱えるのは猫だけでなく、飼い主さんにもいえることなのです。
3.急な病気や怪我への対応も鈍くなる
猫は人間と同じで急に体調を崩したり、思わぬことで怪我をしてしまうことも起こりがちです。そんな急な病気や怪我が発生した場合、あらかじめ猫のことをしっかりと勉強している人でいれば比較的冷静に対応がしやすくなります。
しかし衝動的にお迎えしてしまった場合、知識がない分テンパってしまい対応もどうしても鈍くなってしまいがちといえるでしょう。
病気や怪我の症状によっては一刻を争うケースもあるので出来るだけ速やかに対応できる知識を持ち合わせておくのが好ましいといえます。
まとめ
猫を衝動的に飼ってしまうと、猫も飼い主さんも不幸な未来を迎える可能性もある…ということを念頭に置いておかなければなりません。
猫をお迎えしたい場合は、猫の基本的なお世話の仕方を事前にしっかりと学習し、いつでも猫をお迎えできるような室内環境を整えておくのがベストといえるでしょう。