1.ヘソ天
動物にとってお腹は内臓にダメージが入りやすく弱点でもあるため触られることはもちろん、見られることも嫌がります。そんなお腹をどうどうと見せつけてくるヘソ天は、飼い主さんを信頼しているというサインであると同時にかまってもらいたいというメッセージでもあります。
この時の猫は甘えん坊であることが多いので、優しく撫でてあげたり遊んであげたりしましょう。ただし、お腹を見せてくれているとはいえ、触り過ぎはストレスの原因となるため要注意です。
2.のどをゴロゴロ鳴らす
猫は甘えたいとき気持ちを表現するとき、ゴロゴロとのどを鳴らすことがあります。実は猫のゴロゴロ音にはいくつか種類があるとされており、中でも少し高めのゴロゴロ音は相手に何かを要求しているときに鳴らします。
要求の意味を込めたゴロゴロ音を人間が聞くと早く対応しなければという気持ちになることが、最近の調査で判明しています。周波数が赤ん坊の泣き声と同じであるためと考えられますが、もしかすると人間をコントロールするために猫が意図的に調節しているのかもしれませんね。
3.すり寄ってくる
飼い主さんが外出先から帰宅した時、足にすり寄ってくる行動も触れ合いたいという猫からのサインです。このとき猫は外出して薄れてしまった自分の匂いを付け直すマーキング行為しています。この人は自分の物だよという気持ちで匂いを付け直しているので、優しく対応してあげてください。
また室内にいても猫がすり寄ってくることがあります。この場合はおねだりの意味合いが強いため何か要求があるのかもしれません。状況によってご飯を用意してあげる、遊んであげるなど猫のおねだりに応えてあげてください。
4.作業を妨害してくる
本を読んでいたり、パソコンで作業していたりするときに猫が目の前に座って妨害してくることがあります。このとき猫は悪意があって作業を妨害しているわけではなく、飼い主さんがしている行動の意味が分からないだけです。
飼い主さんがヒマそうにしているから、いまならかまってもらえる、と思って本やキーボードの上に座るのかもしれません。
まとめ
猫は大好きな飼い主さんと触れ合いたいと思っているとき、行動でその気持ちを表現します。今回紹介した行動を猫がとったら、かまってほしいと感じているサインですので、適度に相手してあげてください。