おヘソはお腹の真ん中に
気になる愛猫のおヘソは、お腹の真ん中にあります。当たり前といえば当たり前な気がしますが、実際は意外と、見つけにくいのです。
被毛がモフモフしているためです。短毛種はまだしも、長毛種となると埋もれてしまい、かなり捜索不可能かもしれません。
おヘソの詳しい場所は、後ろ足の付け根から、少し首側へ上がったお腹の真ん中。可能ならばモッフモフしている被毛をかき分け、探してみましょう。
愛猫がお腹を出して寝ているときやリラックス中などに、ご機嫌をうかがいながら試してみてください。普段は見えなくても、きっと見つかるはずです。愛猫についての新たな発見をするつもりで、探してみてはいかがでしょうか。
そこだけツルツルしている
猫のおヘソは、見つけにくいといいます。その理由は、人とは違う形をしているから。人のおヘソはたいてい凹んでいますが、猫のおヘソは違います。
なんと、猫のおヘソは人のように凹んではおらず、「ツルッツル」しています。想像している形と違うと、見つけにくいのです。たとえが適切ではないかもしれませんが、そこだけ円形ハゲのようになっています。
ですから、見逃してしまいがちなのでしょう。逆に、「お腹がハゲてる!?」と慌ててしまうかもしれません。ですが異常ではないので、問題なしです。
万が一おヘソから、内臓などがはみ出している場合は注意が必要です。それは、「臍ヘルニア」という状態です。成長期であれば自然に塞がれていく場合がありますが、念のためかかりつけの獣医師に相談してみましょう。
猫と人のおヘソの形は異なるため、人のをイメージしていると見つかりにくいかもしれません。猫のおヘソは「ツルツル」、と知っておけば、見つけることができるでしょう。
おヘソ探しは慎重に
愛猫のおヘソを見つけようと躍起になっていると、ストレスを与えてしまうかもしれません。猫にとってお腹は急所なので、触られるのを嫌がる場合があります。もし足などを突っぱねて拒否してくるときは、無理強いはしないようにしてあげましょう。
特に長毛種は見つけづらいため、探そうと夢中になっているうち、手痛い猫パンチが飛んでくるかもしれません。噛まれてしまう可能性もあります。おヘソを探していてケガをしてしまった、などということのないよう、慎重に行いましょう。
短毛種の場合はヘソ天しているとき、そっと見ると見つかる場合も。わざわざ触れなくてもおヘソを発見できる可能性がありますので、その場合は眺めさせてもらうだけでも、よいかもしれません。
まとめ
今日のねこちゃんより:パッチ♂ / 雑種(ミックス) / 0.6kg
猫のおヘソは凹んでおらず「ツルツル」していた!衝撃の事実ではありませんか?今までどうりで見つからない、と思っていたら、こんなワケだったのですね。
短毛種の場合は比較的、見つけやすいと思います。長毛種は少し苦労するかもしれませんが、もし嫌がらないようでしたら被毛をかき分けて、探させてもらいましょう。愛猫の知らなかった一面を、発見できるはずです。