猫が『連休疲れ』に陥る5つの理由 飼い主が家に居すぎた結果…

猫が『連休疲れ』に陥る5つの理由 飼い主が家に居すぎた結果…

飼い主さんが連休でリフレッシュしているにも関わらず、なぜか愛猫はぐったりと疲れた様子…。どうしてそのような状況に、なってしまうのでしょう?飼い主さんがいつもよりも長く家にいることで猫が疲れてしまう原因を、まとめました。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.いつものペースが乱れてしまうため

寝る猫

飼い主さんが連休で在宅している時間が増えると、猫の「いつものペース」が乱れて、疲れてしまうという可能性があります。変化に弱い生き物のため、普段だったらいないはずの人がいて、戸惑ってしまうのです。「愛猫と長時間いられて嬉しい!」と思うのは、飼い主さんだけかもしれません。

もちろん猫の方も、嫌っているわけではなく、ただ日常生活の変化にうまく対応できていないだけなのです。ですから、連休で在宅する際はなるべく、愛猫のしたいようにしてもらうのが一番でしょう。猫の持つ「いつものペース」を乱さないようにするのが、ポイントです。

2.構われすぎる

こちらを見る猫

在宅時間が長くなると、ついつい愛猫を構いすぎてしまう飼い主さんは多いよう。それによって猫がストレスを感じ、疲れてしまうのだとか。いくら可愛くても、構いすぎには注意が必要です。

1匹でゆったりしたいときにちょっかいを出される、やりたいことが阻害されるなどがあると、イライラして疲れてしまう可能性があります。愛猫の様子を見て、構いすぎることのないようにしていきましょう。

3.構ってもらえない

横たわる猫

構われすぎも疲労の原因となりますが、逆に構ってもらえないことも猫にとっては疲れる原因になるようです。加減が難しいところではありますが、愛猫が「構ってサイン」を出してきたら、できるだけ構うのが正解のよう。

飼い主さんが在宅しているにも関わらず構ってくれないと猫は、「家にいるのに注目してくれない」と思ってしまう可能性があります。自分に関心がない、と感じると不安になり、それがストレスに…。愛猫が近寄ってきたときに毎回構えなくても、なるべく注意を払ってあげるとよいようです。

「飼い主さんは自分に興味がなくなった」と思わせないようにしましょう。

4.睡眠が邪魔される

ボ〜ッとする猫

猫は一日の大半を寝て過ごす生き物ですが、その時間が邪魔されるのも、連休疲れの要因に。特に、熟睡タイムが中断となるとストレスになるどころか体調不良の原因となってしまう可能性があるため、気をつけましょう。

愛猫が寝ているときは基本的に、そっとしておくのが一番のようです。下手にちょっかいを出すととても迷惑そうな顔をされ、場合によってはその場からどこかへ去っていってしまい、飼い主さんもショックを受けるかもしれません。お互いのためにも、睡眠中はノータッチがオススメです。

5.聞き慣れない音がする

ぐったりな猫

猫が聞き慣れない音は、彼らを疲れさせてしまうかもしれません。静かな環境を好む猫。飼い主さんの在宅で、普段はあまり聞かない音が響くと、ストレスを抱えてしまうかもしれません。

音をいっさい消すのは難しいと思いますが、なるべく、静かに過ごせるようにしてあげるとよいでしょう。猫が快適にいられる環境作りが大切です。

まとめ

あご乗せ猫

連休でせっかく愛猫とラブラブな時間を過ごせると思っても、猫の方はあまり乗り気ではないかも…。様子を見つつ、コミュニケーションをとる必要があるでしょう。猫のペースを乱さないようにすることが、重要です。

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