猫が『悲しんでいる時』に見せる仕草4つ

猫が『悲しんでいる時』に見せる仕草4つ

猫も感情や気持ちがある生き物です。ふとしたことで悲しい気持ちになることもあります。今回は飼い主さんが猫の悲しい気持ちに気付いてあげるための4つのポイントを紹介します。

1.ひげが垂れる

猫のひげ

ひげは猫にとって平衡感覚を司っているだけでなく、感情表現を行う部位でもあります。怒っているとき、威嚇しているとき、遊びを楽しんでいるときなど、状況に応じてひげの状態は変化しますが、ここで気を付けたいのが力なく垂れ下がっているときです。

猫のひげが下に垂れているとき、落ち込んでいたり、反省していたりする可能性があります。イタズラに対して叱った後は、ひげの状態も気にすると猫の気持ちを察しやすいです。ただし、猫のひげは眠いときやくつろいでいるときも垂れるため状況で判断しましょう。

2.しっぽが下がっている

猫のしっぽ

ひげと同じくしっぽも猫の気持ちを知る大切な部位です。猫を怒った後、しっぽを観察していると、だらんと下がることがありますが、これは気持ちが落ち込んでいるサインです。一方で体調が悪いときも、しっぽは力なく下がりがちなので、普段から猫のしっぽを観察することは大切です。

3.イタズラや問題行動が増える

猫のイタズラ

爪とぎやトイレの粗相など猫のイタズラや問題行動が増えた場合も、猫が悲しんでいる可能性があります。トラブルを起こすことで、飼い主さんにかまってもらいたいという猫なりのアピールです。

特に在宅時間が長い飼い主さんの場合、猫が分離不安の状態になるリスクもあります。放置するとイタズラや問題行動が常習化することもあるため、かまい過ぎに注意し必要に応じて専門家に相談されることを推奨します。

4.イカ耳

イカ耳の猫

猫の気持ちは耳からも分かります。猫の耳が横向きになっている通称イカ耳は警戒・不安な状態であるとされています。イカ耳状態の猫は表情も怒っているように見えるため機嫌が悪いように思えますが、実は心細い状態かもしれません。

まとめ

悲しそうな猫

今回は猫が悲しい気持ちでいるときのサインを紹介しました。猫は人間の言葉でコミュニケーションできない代わりに、行動や体の部位で自分の気持ちを表現します。

悲しいときどんな状態になるのかを知っているだけでも、猫との関係は大きく変わります。この記事の内容を、ぜひ猫暮らしに活用してみてください。

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