1.構ってほしいとき
甘えたい、遊んでほしいなど構ってアピールのために、飼い主さんの後をついて歩くことがあります。飼い主さんの足にスリスリしながら一緒に歩くこともあります。
遊ぶ時間が決まっていたり、飼い主さんが猫をなでる時間が決まっていたりすると、その時間が近づくと催促の意味でストーカーをする猫もいるのです。
2.ごはんが欲しいとき
お腹がすいた、おやつがほしいなどのアピールでストーカーをする猫がいます。ニャーンとはっきりと何回も鳴きながら後をついて来ます。我が家の猫もごはんの催促のときは、大きな声で何度も鳴いて後をついてきます。
猫がストーカーをしてごはんの催促をしても、1日分のカロリーをオーバーしないようにしましょう。肥満は様々な病気を引き起こしてしまいます。
ごはんの時間を決めていない場合は、時間を決めておくと猫が「いつごはんを食べられるのだろう」と不安になりにくくなります。
3.寂しいとき
猫は基本的に単独行動をする生き物で、ひとりでいることに寂しさを感じません。しかし、飼い主さんとの関係や猫の性格によっては寂しさや不安を感じる猫もいます。
特に飼い主さんが普段より長い時間外出すると、留守番をしている猫は不安になる場合があります。飼い主さんが帰宅すると、その寂しさを埋めるようにずっと後をついてストーカーのようになることもあるのです。
飼い主さんの仕事や生活スタイルが変わって家を留守にする時間が長くなったときは、留守番の練習をしましょう。飼い主さんが2時間、4時間と猫と離れる時間を少しずつ長くして、猫に留守番に慣れてもらいます。
4.飼い主さんが移動したとき
飼い主さんが家の中で移動するたびに後をついてストーカーをする猫もいます。飼い主さんが何か楽しいことをするのかとついてくる猫もいれば、トイレやお風呂などに入った飼い主さんが心配でついてくる猫もいるのです。
また、飼い主さんの姿が短時間でも見えなくなっただけで大きな声で鳴いてストーカーする猫もいます。飼い主さんがいなくなることで大きな不安を感じて、鳴いたり、粗相をしたり問題行動を起こしてしまう「分離不安」になっている可能性があります。
愛猫の行動をよく観察して、接し方を見直したり動物病院に相談をしたりしましょう。
まとめ
猫が飼い主さんをストーカーするのは、飼い主さんにお願いがあるときや、不安を感じたときなどです。
ストーカーをする猫は可愛らしく見えますが、不安を感じているかもしれません。どのようなときに愛猫がストーカーをするのか、ぜひ確かめてみましょう。