猫が飼い主を『睨む』時の心理5選!実は怒っているだけではない?

猫が飼い主を『睨む』時の心理5選!実は怒っているだけではない?

愛猫が鋭い眼光で睨んで来ることはありませんか?実は、本当に怒っているケースは珍しく、大半は誤解なのです。今回は、鋭い眼差しを向けてくる猫の心境に迫りたいと思います。

猫が睨むのはなぜ?

睨む猫

愛猫に睨まれることはありませんか?怒っているのか、敵意を抱いているのか…よく分からなくて心配になりますよね。

でも安心してください。飼い主さんに対して睨みを利かせるのは「敵意」からではありません。次のような気持ちが隠れています。

1.集中している

真剣に考え事をしたり、熱中していると顔つきが怖くなることがありますよね。猫にも似たようなことが起こります。

特に多いのは、音に集中しているときです。猫は視覚よりも聴覚が発達しているため、音を聞き分けて獲物の位置や安全確認を行います。

分析中は集中するあまり、険しい表情になることも珍しくありません。

2.面白そうなものを発見した

なにかを見つけた猫

猫は動くものや、カサカサと音を立てるものに興味を示します。本能的に獲物だと思うのです。

面白そうなものを発見すると興奮し、目付きが変わります。その顔が睨んでいるように見えることもあるでしょう。

3.ただ日向ぼっこをしているだけ

猫の瞳孔は、縦方向に伸縮します。明るい場所では縦に細くなるので、鋭い目付きになりがちです。

ただ日向ぼっこを楽しみながらリラックスしているだけなのに、睨んでいると誤解されやすいのです。

4.眠い

スヤスヤと眠る猫の表情は癒されますが、睡魔と格闘する猫の表情は睨んで見えることがあります。

本能的に「眠ってはいけない」と感じると半目で睡魔に打ち勝とうとします。安心して眠れるように、静かに見守りましょう。

5.本当に怒っている

もちろん本当に怒っている場合もあります。しつこく構われたり、動物病院に連れて行かれたり、嫌なことをされると睨んでくるでしょう。

興奮状態になると攻撃してくることがあります。通院など致し方のない状況もありますが、不機嫌になっている時はそっとしておくようにしましょう。

大半は怒っていない

眩しい猫

「睨んだ表情」の大半は、睨んでいるわけではないことが分かりました。元々目がつり気味なので、尚睨んでいるような印象を与えてしまうのでしょう。

そこにミステリアスな性格も相まって、鋭い眼光で見つめてくるという誤解に発展してしまいます。そう考えると、ちょっぴり損ですよね。

シチュエーション的に落ち着いているようであれば、まず睨まれていることはなさそうです。身近に「猫の目付きが苦手」という方がいれば真相を教えてあげてください。

まとめ

にらむ猫

ふと愛猫の顔が視界に入ってきた時、睨まれていたら驚きますよね。しかも、日常茶飯事となれば「もしかして怒ってる?嫌われている?」と心配になるはずです。

しかし、その大半は「そう見える・感じる」というもので、実際に睨んでいることはほとんどありません。

飼い主さん自身も安心して良いですし、猫に対する誤解がありそうな方に遭遇したら、場面と照らし合わせて真相を伝えてください。

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