猫はどんな心理で物陰から覗いているの?
ふと愛猫を見たら、家具などの隙間に隠れて辺りをキョロキョロ観察していたり、何かを一心に見つめていた…というような光景を目にしたことがある飼い主さんは多いのではないでしょうか。(何故わざわざ物陰に隠れながら覗き込んでいるのだろう?)と疑問に思う方もいるかもしれません。
実はこの物陰から覗く行動にも、きちんとした猫なりの理由があるのです。
今回は意外と知られていない「猫が物陰から覗いている時の意外な心理」について解説いたします。
1.怖がっている
大きな音がしてびっくりした時や、嫌な相手がいて警戒している時など、猫は怖さゆえに物陰に隠れて周りをじーっと観察することがあります。
猫にとって油断してはいけないとっても緊張している場面なので、周りの様子をしっかりと見張っておき、片時も目を離してはいけない!と思っているのでしょう。
愛猫が怖がって物陰に隠れながら辺りを見渡している時は、猫が怖がっている対象のもの(大きな物音や苦手な相手)を可能な限り遠ざけてあげて、安心させてあげるのがベストです。
2.くつろいでいる
特に何かに怯えているわけではなく、単に静かな場所でくつろぎながらのんびりと周りの様子を観察したい時もあるようです。
(何か面白いことはないかな?)(大好きな飼い主さんがそばにいてくれて幸せだな♪)といった穏やかな気持ちで物陰から覗き込んでいることもあります。
愛猫がのんびりくつろいでくれている姿は、飼い主さんにとっても非常に癒されますね!
3.興味を持っている
近くに虫がいた時や気になる物が落ちてた時も、猫は一旦物陰に隠れて様子を見ることがあります。
(見慣れないものだから警戒はしておくけど、でも気になるからしばらく観察してみよう)といった気持ちから、物陰に隠れてじっと覗き込んでいるのでしょうね。
最初のうちは隠れながら見張っていたけど、だんだんと見慣れていくうちに物陰から出てきて攻撃を仕掛けたり匂いを嗅ぐ…といった行動に出る猫も多いです。
まとめ
猫が物陰から覗き込むのには、さまざまな心理が隠されていることがお分かり頂けたかと思います。
愛猫がもし物陰に隠れてじーっと様子を伺っている時は、どのような心理での行動なのか、じっくり考察してみてはいかがでしょうか。