猫の過ごし方を徹底調査!1日のタイムスケジュールとは?

猫の過ごし方を徹底調査!1日のタイムスケジュールとは?

猫は、1日の大半を眠って過ごしていると思われがちです。猫にとって、いざという時のために体力を温存することは、とても大切な行動のひとつなのです。しかし、それなりの刺激があれば、猫もそうそう眠ってばかりいるわけではないようです。ごく一般的なご家庭をモデルに、飼い猫の1日のタイムスケジュールのモデルを考えてみましょう。

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猫のタイムスケジュールは飼い主さんの生活で変わる

猫とネズミ

猫は本来、薄明薄暮性動物で、夕方や早朝の薄暗い時間帯に活発に活動します。それは、獲物となるネズミなどの小動物の活動時間が夕方や早朝だからです。しかし、田舎の農場で暮らす野良猫と都会の野良猫では、生活時間帯が異なっていることが分かっています。

農場で暮らす野良猫は、昼間はうたた寝する以外は起きて農場の人や動物達と交流していることが多く、都会の猫は、昼間は身を隠していて、人や車が少なくなった夜に出てきてゴミ箱などを漁っているというのです。

このように、猫は暮らしている環境に合わせて1日のタイムスケジュールを適応させて暮らしています。つまり、飼い猫のタイムスケジュールは、一緒に暮らしている飼い主さんのタイムスケジュールに合わせているため、それぞれのご家庭毎に異なっているといえます。

ある書籍で紹介されている飼い猫の1日の行動

窓から外を見ている猫

猫の1日のタイムスケジュールはご家庭毎に異なるとはいえ、大抵の場合、昼間は仕事や学校で人がいなくなり、猫だけが留守番をしているご家庭が多いのではないでしょうか。

ある猫行動専門家の著作の中に、2009年に発表された猫の首輪にカメラを取り付けて観察した研究結果が紹介されていました。

それによると、『猫が1匹だけで家にいる時に眠っていた時間は、全体の約6%に過ぎなかった』そうです。最も多かったのが『毛づくろい』で約50%。次いで多かったのが、【窓から外を眺める時間』で、約22%ありました。また、他の動物もいる場合は、『他の動物と戯れる時間』が約12%あったそうです。

毛づくろいは、猫が自分の体を清潔に保ったり、体についた他のニオイを消して自分のニオイを強調したり、自分の気持ちを落ち着かせたりする大切な行為ですが、それ以外にも刺激があれば、そんなに寝ているばかりというわけではないようです。

一般的な家庭のモデルケースで考えてみると

食事をする猫

それでは、1日を朝、昼、夕方、夜の4つの時間帯に分け、ごく一般的なご家庭を前提に、猫の1日のタイムスケジュールのモデルケースを考えてみましょう。

飼い主さんの目覚めと共に猫も目覚め、飼い主さんやそのご家族が歯を磨いたり顔を洗ったり朝食の支度をしている様子を眺めながら、猫も徐々にエネルギーがみなぎってきます。飼い主さんから朝食をもらって食事を摂り、飼い主さんやそのご家族が家を出るのを見送ります。

休日などで、いつまでも飼い主さんが起きてこない場合は、朝食を待ちきれずに飼い主さんを起こしに行くこともあるでしょう。

窓辺でウトウトする猫

窓から外を眺められる環境の場合は、窓から外を眺めていることが多いでしょう。家の前を走る車やベランダに飛んでくる鳥を眺めたり、音を聞いたりするのは、猫にとってはとても良い刺激になります。

一緒に留守番をしている他の動物がいる場合は、彼らと一緒に遊ぶこともあるでしょう。また、置き餌を食べたり水を飲んだり、ウトウトしたりして過ごしているでしょう。

夕方

夕方になりそろそろお腹が空いてくるでしょう。飼い主さんが帰宅する足音を聞きつけると、玄関までやってきて出迎えてくれるかもしれません。そして飼い主さんの足元でしきりにニオイを嗅いだ後、自分の身体を擦り付けて挨拶をし、甘えた声でご飯の催促をするでしょう。

まだエネルギーが有り余っている若い猫の場合は、この時間帯に活発にひとり遊びをするでしょう。多頭飼いの場合は、追いかけっこなどをすることも多いです。

走り回る猫

飼い主さんやご家族の就寝に合わせて、猫も自分の寝床や飼い主さんの布団で一緒に就寝します。猫は人間よりも眠りのサイクルが短いため、頻繁に目を覚まして水を飲んだりトイレに行ったりすることもあるでしょう。

若くてエネルギッシュな猫の場合、4〜5時頃の薄暗がりの時間帯になると、一匹で走り回ったり、多頭飼いの場合は追いかけっこをしたりすることも多いです。俗に言う「夜の運動会」です。しかし、激しく走り回る時間はそれほど長くはなく、またおとなしく床について眠ってしまいます。

まとめ

時計のそばでお腹を見せて眠る猫

愛猫をお家に迎えてすぐは、なかなか猫のタイムスケジュールと飼い主さんのタイムスケジュールが上手く噛み合わずに、苦労されるかもしれません。よく聞くのは、朝まだ暗いうちから起こされて餌をねだられるという話です。

しかし、どんなに愛猫が起こそうとしても無視をして、飼い主さんの起床時間になるまでは起きないということを貫き通すと、猫は徐々に飼い主さんのタイムスケジュールを理解し、それに合わせて暮らせるようになります。夜の運動会にしても、就寝前にたっぷりと遊んであげて疲れさせることで、予防できます。

ただし、猫のタイムスケジュールを人間に合わせてもらうためには、人間もできるだけ規則正しい生活をする必要があります。お互いに協力し合いながら、それぞれのご家庭にとって最も快適なタイムスケジュールを築いていきましょう。

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