猫のお留守番は最大何日までOK?長く放置するのは絶対にやめて!

猫のお留守番は最大何日までOK?長く放置するのは絶対にやめて!

旅行や仕事でどうしても外出しないといけない。そんなとき猫を飼っている方にとって何日間お留守番できるかは、気になるところではないでしょうか。今回は猫にどのくらいの間、お留守番を任せていいのか、ずっと不在にすると、どんな心配があるのかについて解説します。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

猫のお留守番は最大でも2日まで

窓にいる猫

猫にお留守番を任せられるのは最大でも2日程度までとなります。犬と異なり猫はもともと単独生活をしている生き物ですが、現在の飼い猫には、精神的にも人に依存している子が多くいます。個体や生活環境によっても異なりますが、飼い主さん不在による分離不安症を引き起こす猫もいるほどです。

ただ、定期的に散歩に連れて行く必要はありませんし、環境さえ整えておいてあげれば、飼い主さんなしでも問題なく過ごせる時間は犬より長いでしょう。

猫は1日の大半を寝て過ごします。成猫でも14時間、老猫になると20時間も寝ているため、飼い主さんがいてもいなくても、あまり過ごし方が変わらない猫も多いでしょう。しかし猫も飼い主さんの生活パターンを覚えていますので、飼い主さんの生活や行動のパターンが変われば気付きますし、場合によっては戸惑うこともあるでしょう。飼い主さんへの精神的な依存度が高い猫では、飼い主さんの生活パターンがあまりにも大きく変わったり飼い主さんが長時間いなくなることには不安を覚えます。

また、トイレや飲み水、ご飯などの問題があります。長時間お留守番させるためにできる工夫もありますが、やはり限界があります。

飼い主さん不在による猫の精神面への影響とトイレやご飯などの基本的な生活環境を良好に維持することの2点を考えると、猫のお留守番は最大でも2日まででしょう。

留守中のアクシデントには注意

驚く猫

留守番中に猫がアクシデントに遭遇しないかにも気を配る必要があります。飼い主さんが不在の間に、室内の物を壊す、ゴミ箱を漁る、小さい物を誤って口にしてしまう猫もいます。

トイレトラブルにも注意が必要です。猫によっては飼い主さんが不在のストレスやトイレの汚れに不満を抱いて粗相することがあります。

あまりに長期間、飼い主さんが不在になってしまうと、万が一のケガや病気などのトラブルへの対応が遅れてしまいます。体調不良がいつから始まったかも把握しにくくなる心配もあります。

猫にお留守番させるための準備

旅行鞄と猫

猫にお留守番させる際には、必ず準備を整えてから出かけましょう。ご飯は置き餌よりも決まった時間に用意できる自動給餌器の方が衛生的で好ましいでしょう。お留守番の時に初めて自動給餌器を使うと猫は慣れずにご飯を食べてくれないこともありますので、普段飼い主さんがいる時から自動給餌器を使用し、慣れさせておきましょう。

飲み水は新鮮なものに取り換え、いつもと同じ場所に加え、ご飯やトイレから離れた涼しい場所に更に2か所以上設置してあげると良いでしょう。

トイレは外出する前に必ず綺麗な状態に整え、できることなら普段より多く設置しましょう。トイレを洗って砂を全部取り換えておくのも良いかもしれません。お留守番が多いご家庭の場合には、普段から大き目のトイレを使ったり、トイレの数を多目に置いておくと良いでしょう。トイレの数は基本的に、猫の数+1だと言われています。

また、留守中に猫がイタズラしないよう、壊されたくないものや誤飲誤食の恐れがある物が出ていないか、普段より念入りにチェックしましょう。鍵のかかる引き出しや猫が入れない部屋などに仕舞っておくと安心です。

猫にお留守番をさせる場合は、短時間でも冷暖房をつけておく必要があります。もちろん気候の良い時期にはいらないこともあるでしょうが、飼い主さんがいれば冷暖房をつけないような日でも、窓を閉め切るお留守番時には冷暖房をつけてから出掛ける必要がある日が出てくるでしょう。

愛猫の様子が気になる場合には、外出先から様子を見ることができるペットモニターを使うと良いでしょう。

ペットサービスを利用するのもアリ

猫と人

どうしても不安な方、お留守番が長くなる場合は、ペットサービスを検討するのも1つの選択です。ペットシッターやペットホテルなど、留守の間、猫のお世話を任せられるサービスがあります。

お金がかかるペットサービス以外にも、信頼できる家族や友達、知人に留守中のお世話をお願いする方法もあります。

いずれの方法も、いきなり実施すると猫がストレスを感じてトラブルになる可能性があります。できる限り、あらかじめ顔合わせやお世話の仕方の説明など、下準備を済ませておくことをオススメします。

飼い主さんの行動パターンがいつもと変わること自体が猫のストレスになり得ますが、多くの猫にとって知らない場所に預けられることはとても大きなストレスになります。何の問題もない場合や仕方のない場合もありますが、一般的には、ペットホテルに預けるよりシッターさんや知人に来てもらい自宅で過ごす方が猫には向いているでしょう。シッターさんや知人には、毎回同じ人に頼めるとより良いでしょう。

まとめ

窓の外を見る猫

猫は犬に比べると、ひとりでお留守番させやすい生き物です。とはいえ、長期間お留守番させてしまうと、基本的な生活環境を維持できませんし、思わるトラブルが起きる恐れや飼い猫にとって大きなストレスとなる心配があります。

猫にお留守番を任せるのは長くても2日程度までとし、帰宅してからも寂しがっていた飼い猫のフォローを忘れずに行ってあげてください。

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