1.急に大きな音をたてる
聴覚が良いため、人間にとって小さな音も猫には例えようもないくらいの騒音となる場合があります。
掃除機が苦手な猫は多いですよね。同じように「手を叩く音」「怒鳴る声」「お皿を割った音」「ドアの開閉音」も猫は嫌がります。一緒に暮らす人間が大きな音をたて過ぎると、側に寄らずに隠れてしまいます。
2.顔に息を吹きかける
顔に向かって息を吹きかけると、挑発されたと感じてしまうようです。
「シャーっ」と人間から威嚇をされているように思ってしまうのでしょう。程々でやめなければ、猫パンチや噛みつかれて流血騒ぎになる危険性があります。目を細めたり、しっぽをバタバタさせる、足を突っ張ったりしている時は本気で嫌がっています。
3.急な抱っこや押さえつけ
身体の自由を奪われると、猫は挑発されていると勘違いしてしまいます。
抱っこを好きな猫はあまり多くいません。特に、抱っこをするとキャリーバッグに入らなければならない、爪切りや歯磨きをしなければならないと嫌な印象を持っている猫たちは逃げてしまうでしょう。
同じように抱っこのできない猫を上から押さえつけることも、猫からすると挑発以外の何ものでもありません。
4.見ず知らずの物に対面をさせる
猫の知らない物を、突然家の中に入れるとストレスを与えてしまいます。
家は猫にとって大切なテリトリーです。その大切な場所へ見たことも聞いたこともない物が入ってくると警戒します。おまけに、連れてきたのが一緒に暮らしている人間ならば、信頼度が下がってしまうかもしれません。
5.猫からものを取り上げてしまう
猫が遊んでいるものや気に入っているものを取り上げてしまった場合、挑発行為と受け取られてしまうかもしれません。
猫は段ボールやオモチャが気に入っているからこそグチャグチャにしてしまうのです。しかし人間から見るとゴミにしか感じられない時があります。明らかに猫が好んでいるものは、ボロボロになっていても目の前で取り上げたり捨てたりしてはいけませんよ。
まとめ
猫に負担をかける飼い主の『挑発行為』5つについてお伝えいたしました。
猫が嫌だなと感じる人間の行動は、逆の立場で考えれば理解できます。自分がされて嫌なことは、猫に対してもしてはいけないのです。