『梅雨の湿気』が猫に与える影響とは?4つの注意ポイントと対策

『梅雨の湿気』が猫に与える影響とは?4つの注意ポイントと対策

人間にとっても過ごしにくい梅雨の時期、猫はどのような状況なのでしょうか。湿気から引き起こされる問題についてポイント毎に確認し、対策を考えましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.体温調節がしにくい

肉球のアップ

体温調節が難しいと、熱中症になる危険性があります。

人間は汗をかくことで身体にこもった熱を放散することができます。しかし肉球だけにしか発汗箇所がない猫たちは、暑さを感じた時に発汗だけでは思うように体温を下げることができません。そのため被毛を舐めて熱を蒸発させ体温を下げたりするようにします。

しかし湿度が高いと、なかなか舐めた唾液の蒸発が進みません。洗濯物が乾かないのと同じです。

2.体調不良になる

具合の悪そうな猫

猫が快適に過ごせる気温は22℃前後、そして湿度は40〜60%と言われほとんど人間と同じです。

猫は暑さには強いですが、湿度が高いことはあまり得意ではありません。湿度が高いと、熱中症だけではなく食欲が落ちたり身体を動かすことが億劫になったりと様々な影響があります。特に寒い地域出身の長毛種にとって、日本の気候は過酷です。

少しでも様子がおかしい時はすぐに病院を受診しましょう。

3.虫などが寄生しやすい

痒がっている猫

気温も湿度が高い梅雨時期は、ノミやダニ、カビが発生しやすくなります。

カビもいつの間にか発生しアレルギーの原因となってしまう危険性があります。

4.毛玉のトラブル

身体を舐めている猫

体温を下げようと被毛を舐める時間が長くなるため、毛球症にもなりやすいでしょう。

猫は普段から被毛の手入れを怠りません。しかし梅雨時期は普段以上に被毛を舐めることが多くなります。体内に入ってしまった毛玉を上手に排出できないと大変です。

湿気への対策

除湿機の横にいる猫

適度な湿度を保つために、除湿機やエアコンのドライを上手に活用しましょう。

なお、普段から水蒸気を発生させないようにすることも大切です。料理中は換気扇をまわす、浴室は入浴後ドアを30分ほど閉めておく、窓を開け空気の通り道を作るなど普段から湿度を溜めないようにして猫の発汗を手助けできるようにしましょう。

まとめ

結露をしている窓のそばにいる猫

『梅雨の湿気』が猫に与える影響とは?4つの注意ポイントと対策についてお伝えいたしました。

やはり、猫にとっても梅雨は問題なようです。猫は体調が悪くても声に出して訴えてはくれません。必ず湿気対策を行い、猫に負担をかけないようにして梅雨時期を乗り切りましょう!

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