猫は「人間の性別」がわかってる?
猫の家族への接し方を観察していると、相手の性別によって態度を変えているように見えることがあります。
はたして猫は人間の性別を認識できているのでしょうか。
オスは女性を、メスは男性を好んでいる?
色々な点から、猫も異性を好むように感じられます。
オス猫は家族の中でも女性に甘え、普段ツンデレのメス猫は男性に甘える様子が見られます。子孫繁栄の意味でも、異性の出すフェロモンに生物は敏感に反応できるのかもしれません。
当然のことですが、人間や猫の性格、そして各々の嗜好性によっても異なるでしょう。
男性は避けられやすい?!
家族の中でも、男性へはなかなか猫が近寄っていかないという話はよく聞きますよね。大黒柱の男性が帰宅すると、あっとい間に姿を隠してしまう猫は多くいます。
『一家を支えている男性は、家で暮らしている猫の姿を見たことが無い』などと、悲しい話を耳にすることはあります。
男性・女性への接し方の違いを検証すると…
では、実際の猫の接し方には、相手が男性と女性では異なるのでしょうか。具体的な状況を検証してみたいと思います。
検証1:苦手と思われる人の様子
猫は、大きく低めの声や黒っぽい服装の人に対して近寄っていきません。
声の高さはおおむね男性の方が低めで大きく、女性は高めで小さいと猫は感じるでしょう。洋服の色も、男性は黒や白をベースにしたモノトーンカラー、女性は男性よりはカラフルな服装を取り入れる傾向が強いです。
また、男性の低い声を、猫は「威嚇の声」と感じてしまうようです。そして黒は危険な生物に多い色という事から猫は恐怖を感じます。
性別よりは「敵対心を感じるか否か」が大きく左右するようです。
検証2:動きも関係
子供の動きは予測しにくいため猫から好まれにくいですが、大人であっても予測できない突然な動きをする人を猫を嫌う傾向にあります。
検証3:家にいる時間も関係する
一般的に、女性より男性の方が仕事等で家を空けることが多いのではないでしょうか。すなわち、男性は猫との接触機会が単純に少ないということになります。
接触機会が少ないということは、トイレやご飯のお世話も出来ないということです。
猫からすると、(なぜ自分のテリトリーにこの男性が戻ってくるのか?)といつも疑問に思っているのかもしれませんよね。
やはり、猫にとって人間の性別は関係なさそうです。
まとめ
猫には『人間の性別』がわかってる?猫の行動でわかる男女への接し方の違い2つについてお伝えいたしました。
結局のところ、猫は人間の性別がわかっているというより、そもそも男女によって接し方が違うことが無いように考えられます。
「ある人間」対「ある猫」の関係は一つしかないという事ではないでしょうか。