猫の甘やかし度をレベル別で解説!
猫にも人間と同じように「あれがしたい」「これがしたい」といった要望が出てくることはありますし、その欲求を満たすために飼い主さんに対しておねだりしたり甘えてくることもあります。もちろん猫に危険が及ばない範囲内であれば多少は甘えさせてあげて関係を築くことも大切です。
しかし、度がすぎてしまうと猫の甘え方や要望はどんどんエスカレートしてしまい、最終的に猫自身を苦しめてしまうトラブルに繋がることもあるため注意しなくてはいけません。
そこで今回は、飼い主さんが愛猫をどのくらい甘やかしているか分かりやすくするために、レベル別で甘やかし度を紹介してまいります。
また、甘やかしすぎると具体的にどのようなトラブルや危険があるのかについても解説しますで参考にしていただけたら幸いです。
1.甘やかし度レベル1
まずはごく一般的なよくある「適度な甘やかし」から紹介してまいります。
- 猫から催促されたらすぐ構ってあげる
- 膝の上などで寝かせてあげる
この程度の甘やかしであれば、特に猫にも危険はなく、むしろ猫との関係を向上させる良いきっかけにもなるため、猫のほうからすり寄ってきた時はチャンスと思いましょう。
2.甘やかし度レベル2
次は「色んな飼い主さんがついやってしまいがちだけど本当はあまり良くない甘やかし」についてです。
- 猫用のおやつやごはんを過剰に与える
可愛い顔や鳴き声でごはんやおやつをおねだりされたらつい与えてしまうという飼い主さんはきっと数多くいるでしょう。
しかし、毎日のように過剰にごはんやおやつを与えすぎると肥満の原因となり、最悪の場合病気に繋がるリスクも出てきます。
なので、ごはんやおやつは必ず「1日分の適切な給餌量内」に留めておくことが大切です。
3.甘やかし度レベル3
最後は「これをやってしまっている飼い主さんはすぐにやめるべき!」といえる、かなり危険な甘やかしについてです。
- 外に出たがっている時はあっさり出す
- 人間の食べ物を欲しがったら与える
完全室内飼いの猫にとって外の世界は非常に危険です。野良猫との喧嘩に巻き込まれたり、交通事故のリスクがあったり、近所の家に勝手に侵入してトラブルを起こす危険もあります。どんなに猫が外に出たがっても基本的には完全室内飼いを徹底しましょう。
また、猫用のおやつやごはんではなく、人間用の食べ物を欲しがるからといって与えるのも絶対にNGです。猫にとって人間の食べ物は味が濃すぎてしまい、塩分や糖分、カロリーの過剰摂取になる危険があります。そのため、どんなに人間の食べ物をねだってきたとしても、心を鬼にして絶対に与えないようにしましょう。
まとめ
今回は猫の「甘やかし度」レベルチェックをご紹介しましたが、皆さんはいかがでしたでしょうか。
適度な甘やかし方であれば問題ありませんが、甘やかし過ぎててしまうと将来的に愛猫自身が辛い目に遭う可能性もあります。
愛猫の要望に応える時は必ず「甘やかし過ぎていないか」を念頭に置き、危険レベルに到達しない範囲内で可愛がってあげましょう。