できれば避けたい!猫が大嫌いなもの
猫には大嫌いなものがいくつかあります。今回は、代表的なものを5つ紹介いたします。
普段の生活の中で回避したり、上手く付き合えるように配慮してあげましょう。
1.体が濡れること
猫は元々、砂漠で生活していた動物です。水に馴染みがなかったので、本能的に嫌がります。体が濡れるなんて論外です。
イタズラで水をかけたり、無理やりお風呂に入れたりするのは控えてください。ますます水嫌いになってしまいます。
ただし、長毛種やスフィンクスのように入浴が必要な場合は、幼い頃から少しずつ慣らすようにしていきましょう。
2.大きな音
猫の感覚器官の中で最も優れているのは聴覚です。耳が良い分、大きな音が苦手です。
大声を出したり、いたずらに物音を立てるのはやめておきましょう。嫌がることをし続けると、飼い主さんに対して不信感を持つようになってしまいます。
3.電化製品
私達が生活するうえで、電化製品は欠かせない存在です。しかし、掃除機・ドライヤー・インターホン・洗濯機などは家猫の天敵といえるでしょう。
とはいえ、これらを回避することは困難です。そこでキャットタワーや棚の上、テーブルの下などを避難場所にしてあげると良いでしょう。
また、日頃から「掃除するよ」と声をかけてから掃除機を作動すると、音声と苦手な音を結びつけることができます。上手く学習が成立すると、前もって避難できるようになります。
4.ルーティーンを壊される
猫は、自分で決めたルーティーンを崩されることが苦手です。飼い主さんの都合が変わっても、愛猫の眠りやひとり遊びの邪魔をしてはなりません。
気乗りしない猫を構うと不機嫌になり、攻撃されることがあります。そこには事情があることを理解して、強く叱るのはやめてあげましょう。
5.香水や芳香剤を置く
猫も嗅覚が発達した動物です。人間が癒される香りでも苦痛を覚えることがあります。
愛猫の生活拠点には、香りの強い香水や芳香剤を置かないようにしましょう。アロマも同様です。
アロマの場合は体に害が及ぶ可能性があるので、場所に関係なくやめておいたほうが良いアイテムです。
まとめ
猫が大嫌いなものを紹介いたしました。生活音や水に関しては、少しずつ慣れてくれる可能性が残っています。無理強いせずに、上手に付き合えるように工夫してみてください。
一方で猫の日課を変えてしまうことや、香りの強いものを置くことは、強いストレスに繋がる恐れがあるので控えましょう。
猫が持つ感覚を体感することはできませんが、誰にでも苦手なものがあるというスタンスで接してあげてください。