1.いつも近くにいる
気がつくと、猫が近くにいる…それは、猫から信頼されているからです。自立心の強い猫は、ぴたりとくっついて来ることはないかもしれませんが、それでも見える所にいるのは、飼い主を信頼して、そばにいたいと思ってくれているからです。
甘えん坊の猫は、膝にのってきたり、抱っこをせがむかもしれません。夜寝る時も一緒に寝る場合は、かなり信頼されていると言えるでしょう。睡眠時は無防備になるので、警戒している人のそばで寝ることはないからです。
寝る位置でも猫からの信頼度がわかります。飼い主の顔のそばに近いほど、信頼度も高いそうですよ。
2.仰向けになる
猫がゴロンと寝転んでお腹を見せる、いわゆる「ヘソ天」は、思わず微笑んでしまうかわいい仕草ですね。そのまま眠ってしまうこともあります。でも、猫は誰にでも仰向けになるわけではありません。急所であるお腹を見せるのは、信頼している相手だけなんです。
それに、ヘソ天の姿勢から反撃したり逃げ出したり、すぐにはできませんよね。そんな必要がないとわかっているから、リラックスしてお腹を見せてくれるんです。
3.背中を向ける
猫が背中を向けて座っていると、嫌がられているのかな、と心配になってしまいますよね。でも、実はその逆なんです。相手に背中を向けて、もし攻撃されたら…とっさに対処できません。そのため、信頼できる相手にだけ背中を向けているのです。
背中を向けることで、飼い主に対して、敵意がないことを伝えているとも言われています。
飼い主のことを守ろうとして背中を向けることもあるようですよ。何とも頼もしいですね。
４.スリスリする
猫が、スリスリと頭を擦りつけてくることがありませんか。猫が家具などにスリスリしているのを見たことがあるかもしれませんが、人間に対してもスリスリしてくることがありますね。
猫が頭を何かに擦りつけるのは、自分のにおいをつけるためで、縄張りを主張する行動だと言われます。そこが自分のテリトリーであることをアピールし、また自分のにおいがすることで安心しているのです。
人間に対しても、においをつけてアピールしています。もちろん、その人のことを信頼していなければ、そんなことはしません。大好きだから、自分のにおいをつけたいのです。
まとめ
何気ない猫の仕草。でも、信頼の証であることがあります。猫が信頼の仕草を見せてくれたら、猫とのコミュニケーションや、スキンシップで応えてあげましょう。
また、その信頼を裏切らないようにしたいですね。猫とのよい関係を築くには、猫のペースに合わせてあげたり、精一杯お世話をすることが大切です。