猫に起こる『春バテ』とは?原因や症状・予防策

猫に起こる『春バテ』とは?原因や症状・予防策

暖かくなってくる春は気分が上がる人も多いかもしれませんが、一方で愛猫が体調を崩す時期でもあるようです。猫の春バテの原因や症状、予防策をお伝えします。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

寒暖差がキツイ!!

2匹の猫

冬から春にかけて、温かくなったりまた寒さが戻ったりと、寒暖差が激しくなる傾向があります。それにより体調を崩す人は少なくないようです。同じく猫も、寒暖差で体調を崩してしまうことが。

ストレスも感じやすく、猫かぜや膀胱炎になるケースもあるようです。一日の中でも気温差が激しくなる季節ですので、気をつけた方がよいと思われます。

周辺環境の変化でバテる

前足を伸ばす猫

春は飼い主さんの生活をはじめとして変わりやすい季節でもあります。引っ越しが増えるため、その環境変化で体調を崩してしまうことがあるようです。

とはいえ、飼い主さんの都合があるため、引っ越ししないわけにいかない場合もあるはず。そのときは、猫が感じる負担を最小限にとどめるように工夫した方がよいようです。

引っ越しのとき、「猫は人ではなく家に付くから」といって愛猫を置いていってしまう飼い主さんがいるという話もあります。置いていかれた猫はおそらく多大なショックを受けるでしょうし、その後無事に暮らしていけるかどうかも定かではないです。けっしてそのような無責任なことは絶対しないでください。

室温を一定に

上を向く猫

愛猫の体調不良を防ぐには、室温を一定に保つという方法があるようです。寒い日は冬と同じように、暖房などを使ってあげると良いかもしれません。

また暖かくなってきたからといってすぐに冬用猫ベッドをしまうのは避け、しばらく出しておくとよいと思われます。春用と冬用を両方並べておくと、尚よいかもしれません。

環境変化の負担を最小限にする工夫

木にのぼる猫

引っ越しなどの環境変化の負担を最小限にするには、新居に猫の匂いがついているものを置いておくとよい、という話があります。それまで愛猫が使っていた毛布やベッドなどを新調せず、そのまま持って行ってあげるとよいと思います。

また、新居に着いた後、初めは1部屋だけにいさせ、そこで慣れたら他の部屋を散策させるようにしてあげるとよいとか。猫の性格にもよりますが、もし新しい環境に慣れづらい猫の場合は、慎重に新居に慣れさせてあげることがおすすめされます。

ノミダニ予防

歩く猫

春はノミダニが発生しやすいため、その予防も必要となるようです。寄生されてしまうと強いかゆみを感じたり、皮膚の炎症を起こしてしまったりするかもしれません。そのストレスによって体調を崩す可能性がゼロではないようです。

ノミダニ予防には駆虫剤が有効なのだとか。かかりつけの獣医師に相談するなどして、愛猫にあった駆虫剤を取り入れるとよいかもしれません。

まとめ

桜の木の上の猫

猫はちょっとしたことでもストレスを感じ、体調を崩しやすい生き物だといわれています。飼い主さんが対策してあげれば、季節の変わり目の体調不良が防げるかもしれません。できることをしてあげましょう。

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