人の体の上で眠る猫の気持ち
猫の平熱は38.0℃と人より高いため、体の上で眠ってくれると心地いいですよね。
そもそも、猫はなぜ人の体の上で眠るのでしょうか?
今回は、この行動に隠された猫の気持ちを3つ紹介いたします。
1.甘えたい
まずは、甘えたいという気持ちです。
これは子猫時代の名残りで、母猫のお腹に密着して眠っていた頃を思い出しています。
人と暮らす猫は成猫になっても子猫らしさが残るので、甘えたいときは素直に甘えます。
お母さんになった気持ちで撫でてあげましょう。
2.飼い主さんを独り占めしたい
猫が体の上に乗っている間は、極力動かないようにしますよね。
猫は賢いので、自分が乗っている時は他のことをしない(できない)と学習します。
飼い主さんを独り占めしたくなったときも、体の上で眠るのです。
独占したいという気持ちを尊重し、愛猫だけに集中してあげましょう。
3.暖を取るため
冒頭で猫の体温の話をしましたが、猫もまた、人の体温に触れることで心地よく思っています。
肌寒い時期は親しい猫同士でも身を寄せ合って眠ることがあります。通称「猫団子」と呼ばれるものです。
人とも猫団子が作りたいのです。
暖を取りたいという目的を知ると少々残念に思うかもしれませんが、信頼している相手であることは間違いありません。
それだけ心を許してくれているということなので、そこは喜んでください。
「どこで眠るか」がポイント!!
猫が体の上で眠りたいと思う心境は分かりましたが、重要なのはここからです。
実は、どこで眠るかによって信頼度が分かれます。
皆様の愛猫は、どの部位で眠ることが多いですか?
顔の近く:信頼度90%以上
限りなく顔に近づいて眠っている場合は、かなり信頼されています。
猫の攻撃手段は、パンチをお見舞することと噛み付くことです。
口の近くで眠るということは、噛まれないことが大前提でなければなりません。
よって、90%以上の信頼を得ています。ちなみにお尻を向けて眠る行為も信頼の証です。
お腹の上:信頼度50%
お腹の上はそこそこの安心感と、すぐに動ける利便性を兼ね備えた位置です。
顔からも離れているので、噛まれる心配がありません(人が猫を噛むことはないですが、猫目線で解説するとこうなります)。
よって信頼度は50%程度になります。
足付近:信頼度20%
とりあえず誰かに密着して眠りたいけれど、まだお腹の上で眠るのは抵抗があるという猫は足を選びます。信頼度は20%程度です。
まだ出会って間もないうちは、無難な足付近を選ぶことも多いでしょう。
心の距離が縮まれば眠る場所も変わるので、気落ちしないでくださいね。
大の字の足の間:寝心地重視
仰向けで、大の字になって眠る飼い主さんの足の間に入る猫がいますよね。
これは信頼度に関係なく寝心地を重視した結果です。
程よい高さの枕がほしいときは、太ももや下腹部に頭を乗せて寛ぎます。
まとめ
猫が体の上で眠る行動には、甘えたい・独り占めしたい・暖を取るためという3つの気持ちが込められていました。
いずれにしても、飼い主さんへの信頼がなければできない行動です。
信頼といえば、どこで眠るかもポイントでした。特に顔周辺は、完全に安心しきっている様子が伺えましたね。
これに1つ補足をすると、信頼度はもちろん猫の性格によっても選ぶ部位が異なってきます。
より自由を求める猫は、布団の中には入りません。
敢えてお腹の上や足元を選ぶ猫もいることを理解してあげましょう。
猫が乗るとズシンと重たくなりますが「そばにいたい」という気持ちを尊重し、無理のない範囲で付き合ってあげると喜んでくれるでしょう。