猫も『暇だな』と感じることがある?3つの仕草・行動をチェック!

猫も『暇だな』と感じることがある?3つの仕草・行動をチェック!

猫を見ていると、気ままにのんびり過ごしていていいなーなんて、うらやましくなりますよね。でも、猫だって時間を持て余しているのかもしれません。どんな仕草や行動が見られたら、猫が暇と感じているのでしょうか?

猫も暇と感じるの?

ソファの背もたれで腹ばいになる猫

寝て、食べて、遊んで…。猫の毎日はこんな具合です。

忙しい人間から見たら、とてもうらやましい生活ですね。

しかしその時、猫が『暇』と意識しているのかというと、人間の感覚とはちょっと違うようです。

猫は本来、狩りをする動物です。

野生では、自分で獲物を捕らえなければ生きていくことができません。

外敵も存在し、常に辺りを警戒しています。暇を感じる余裕はなさそうです。

ところが、家の中で飼われていると、狩りをする必要がありません。

安全な室内で、ごはんも与えてもらえます。その分、エネルギーを発散しにくくなっているのです。

体を動かす機会が少ないことで、ストレスになったり、退屈を覚えてしまいます。

1.グルーミングばかりしている

窓辺で自分の前足を舐める猫

猫が暇な時にすることといえば「グルーミング」ですね。

猫はきれい好きなので、1日に何度も毛づくろいをしている様子を見かけます。

ただし、あまりにも頻繁にグルーミングをしていたり、同じ部分ばかり舐めている時は、ストレスを抱えていることも考えられます。

体を動かせないことがストレスになっているようなら、運動する機会を与えてあげなければいけません。

それ以外にもストレスの原因となるものがあれば、速やかに取り除いてあげましょう。

飼い主が遊んであげたり、スキンシップすることも大切です。

2.床に伏せる

椅子の下で伏せる猫

体を伏せた状態で周囲を見回しているような時、猫は暇と感じていることがあります。

ただ、(退屈でやることがないニャー)と感じているのではなく、暇だと思いながらも周りに目を向けて、面白いことを探しているようです。

野生でも、猫は常に動き回っているわけではありません。

猫の狩りは、待ち伏せて獲物を捕らえるスタイルです。辺りを伺いながら、じっと待って獲物を捕らえます。

家の中で飼われている猫にもその習性は残っており、退屈のように見えて、自分のテリトリーに異常がないか、気にしています。

人間が思うより、実は暇ではないのかもしれませんね。

3.飼い主に鳴いてアピールする

見上げて鳴く猫

暇になると、飼い主に鳴いてアピールしてくる猫もいます。きっと構ってもらいたいのでしょう。

中にはお気に入りのおもちゃをくわえて持ってくる、なんて猫もいますね。「これで遊ぼう」と飼い主のことを誘っているのかもしれません。

猫は狩りの真似事をして遊ぶのが大好き。猫じゃらしなどで、小動物の動きを模して遊んであげましょう。

飼い主が遊んであげられない時は、ひとりで遊べるおもちゃがあるといいですね。

室内飼いの猫にも、適度な刺激は必要なのです。

まとめ

棚の上で仰向けになる猫

家の中で気ままにのんびり過ごしている猫。でも、それだけでいいわけではありません。

猫は本来、狩りをする動物です。室内で飼われていても、野生の本能は持ち合わせています。

そのため、それが発揮できないと、猫のストレスになってしまうのです。猫には運動が必要なのです。

上下運動ができるようにキャットタワー等で室内の環境を整えたり、狩りを模した遊びをしてあげましょう。

本能が刺激されて、生き生きとした猫の姿が見られるはずです。

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