猫を不安にさせてしまうNGな行動とは!?
猫を不安にさせるような飼い主さんの行動が積み重なってしまうと大きなストレスとなり、最悪の場合体調不良などに繋がる恐れもあります。
そのため、できるだけ猫に不安を感じさせないように配慮してあげるのは、飼い主さんの大事な務めといえるでしょう。
しかし、人間にとっては大したことのない行動や良かれと思ってやった行動が、意外にも猫の不安に繋がってしまうケースもあるのです。
そこで今回は、飼い主さんにぜひ覚えておいていただきたい「猫を不安にさせてしまうNG行動」について解説してまいります。
1.猫のそばに四六時中いようとする
「愛猫が可愛いので常に一緒にいたい」「危険なことや異変が起きた時のために常に見張っておきたい」といった気持ちから、猫を監視するような行動をとってしまいたくなる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
しかし、常に見張ってしまうと猫は緊張してしまい、かえって大きな不安を抱えてしまう可能性があります。
フレンドリーで人が常に近くにいても平気な猫もいますが、あまりにも飼い主さんにべったりで一緒に過ごす時間が長すぎると「分離不安症」になる可能性もあるのです。
分離不安症とは、飼い主さんに依存しすぎてしまい、飼い主さんの姿がちょっと見えなくなっただけで不安に駆られて鳴き続けたり、ストレスになってしまう症状のことを指します。
猫を放置するのはもちろん良くありませんが、猫を飼うのであれば程よい距離感を保ちつつ、そっと遠くから見守るような姿勢も大切といえるでしょう。
2.大きな物音や大声を頻繁に出す
ついうっかり物を落として大きな音を立ててしまったり、びっくりして大声を出すことは誰にでもあると思います。
しかし、日常的にバタバタと大きな物音を立てたり常に大声で話していると、猫にとっては大きな不安を抱えてしまうリスクがあるのです。
大きな音や声は、猫の警戒心を掻き立てやすいため、なるべく静かにゆっくり動いたり、猫の近くにいるときは小声を心がけるようにしましょう。
3.嫌いな猫や同居人がいつも近くにいる
これは人間にも共通していえることですが、嫌いな相手が常に近くにいると不安な気持ちになったり、ストレスになりやすいですよね。
仲の悪い同居猫や、まだあまり親しくない同居人がいつも近くにいるような環境を作ってしまうと、猫にとって大きな負担になる可能性があります。
愛猫のためには、できるだけ別々の部屋で過ごせるような環境を用意してあげるのが好ましいです。
まとめ
とても些細な人間の行動が原因で、猫の不安を掻き立ててしまうこともあります。
そのため、猫の性質や気持ちをしっかりと知った上で接してあげることが重要といえます。
不安を感じにくい快適な環境を用意してあげれば、猫もきっとリラックスしてのびのびと過ごすことができるでしょう。