猫が『寂しかった』と飼い主に伝えたい時にする行動4つ

猫が『寂しかった』と飼い主に伝えたい時にする行動4つ

気ままに過ごしているように見える猫でも、ひとりでお留守番をしていると、寂しくなってしまうことがあります。そんな時、飼い主に対して、寂しかったことをさりげなく伝えようとしています。では、そのようなとき、猫はいったいどのような行動を見せるのでしょうか?

1.激しくスリスリする

人の上でに頭を擦りつける猫

猫は、スリスリと頭を擦りつけてくることがありますよね。

これは、甘えていたり、においをつけて飼い主は自分のものだと主張していると言われます。

いつにも増して激しくスリスリしてきたら、寂しかったのかもしれません。

飼い主の外出時間がいつもより長かったなど、飼い主と長時間離れていた後に激しくスリスリしてくることが多いです。

そのような時は、たくさん構ってあげて下さいね。

2.低めの声で鳴く

こちらを見上げて鳴く猫

寂しかったことを、鳴いて訴えることがあります。

寂しかったと伝えようとしている鳴き方は、いつもの声よりやや低め。長く「アオーン」と鳴くことが多いです。

これは、子猫が母猫を呼ぶ時の声と同じと言われています。飼い主をお母さんのように思って甘えているのですね。

いつもとちょっと鳴き方が違うな、と感じたら、寂しかったのでしょう。十分甘えさせてあげて下さいね。

3.飼い主にべったり

女性の膝の上の猫

帰ってきた飼い主と離れまいとどこへでもついてくる場合も。とても寂しかったのですね。

飼い主が座れば、膝の上に乗ってきたり、横になればお腹に乗ってくるなんてこともあります。

控えめな性格の猫の場合は、少し離れた所で見ているかもしれません。

寂しくて一緒にいたいという気持ちになっているのでしょう。

甘えん坊の猫も、控えめな猫も、飼い主の愛情を求めているので、そんな気持ちに応えてあげて下さいね。

4.飼い主の邪魔をする

パソコンの後ろから顔を出す猫

パソコン作業をしていたり、新聞や雑誌を広げたら猫が乗ってきた、ということもあるのではないでしょうか。

このように飼い主の邪魔をする時も、猫は寂しい気持ちを抱えていることが考えられます。

テレビやスマホを見ていたら、画面と飼い主の間に割り込んでくることもあります。

飼い主が、猫以外のものに夢中になっているのが寂しいのです。「そっちじゃなくてこっちを見て!」と言わんばかりですね。

邪魔をされると困ってしまうこともありますが、時間が許すならおもちゃで遊んであげるなど、猫の要求に応えてあげましょう。

まとめ

こちらを見上げる猫

猫は単独行動の動物なので、ひとりで留守番ができないわけではありません。

しかし、飼い主の外出がいつもより長くなったり、生活パターンが変わると不安で寂しくなるようです。

特に甘えん坊の猫は、寂しがりやでもあります。

また、猫が飼い主に依存し過ぎると、留守番が苦手になります。

寂しさが続くと、ストレスから問題行動を起こしたり、体調を崩してしまうようなことも。

日頃から適度な距離を保ったり、猫の要求すべてに応えないようにすることも、猫を自立させるためには必要です。

そのかわり、毎日のスキンシップは欠かさずに、しっかり愛情を伝えて安心させてあげましょう。

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