1.飼い主さんを覗き見
飼い主さんが忙しくしていると、実は猫が物陰からじっと覗き見していることがあります。
スリスリして甘えたり、鳴いて訴えたりせずに、物陰や隙間から覗き見するのはなぜなのでしょうか?
その理由は、猫の野生時代の習性からきています。
猫は待ち伏せ型のハンター。物陰から獲物に狙いを定め、一気に飛びかかります。
猫はこの習性により、飼い主さんが気づかぬうちに、こっそりと覗き見をすることがあるのです。
飼い主さんは、愛猫の覗き見に気づいても、驚かすような行動はやめましょうね。
2.物色する
飼い主さんが帰宅したら、ご飯やオヤツが物色されていた、オモチャ箱が荒らされていた、なんて経験はありませんか?
猫にとって食事や遊びは大好きな時間です。
飼い主さんの帰宅を待ちきれずに、こっそり物色してしまうこともあるのです。
猫は、飼い主さんがご飯やオヤツ、オモチャをしまっている所をよく見ています。
自分のお気に入りの物がどこにあるのか、しっかり理解しているのです。
食べ過ぎで肥満になってしまったり、オモチャを誤飲してしまう可能性もあります。
家を空けるときは、猫に物色されないように管理をしておきましょうね。
3.飼い主さんの匂いを嗅ぐ
猫は、こっそりと飼い主さんの匂いを嗅ぐことがあります。
飼い主さんの服や靴だけではなく、飼い主さんが気づいていないときに、足の裏の匂いを嗅ぐなんてこともあるようです。
猫は縄張り意識が強いため、自分の縄張りに怪しい匂いが入ってくるのを嫌がります。
飼い主さんがどこに行き、何をしてきたのか気になるのでしょう。
クンクンと匂いを嗅ぎ、自分の知らない匂いだと、スリスリして自分の匂いを上書きしているのです。
まとめ
いかがでしたか?
猫は謎多き動物。ときに不可解な行動をとりますが、そのほとんどが本能や習性からくるものです。
そのため、猫の「こっそり」行動も悪気はないのでしょう。
愛する猫の生態を知るためにも、ぜひ参考にしてみて下さいね。