1.リラックス
猫の目がトロンとしていたり細めたりしているときは、リラックス中です。警戒心がなく、心底安心しているのでしょう。快適な家の中でまったり、自分のペースでほっと一息入れているのです。
もう寝る寸前ということも考えられます。猫を観察していると、だんだんと目が細くなっていきついには閉じる、という瞬間を捉えられるでしょう。思わず愛おしくなってしまいます。
2.嬉しい!
嬉しさを表現するために猫の目は輝きます。目を見開く場合もあるでしょう。「何かおいしいものがもらえるのかにゃ?」「遊んでもらえるのかにゃ?」などと期待でワクワクしているのです。
飼い主さんの近くに寄り、上目遣いでアピールしてくることもあります。かわいらしい愛猫の様子に、ついつい何でも与えたくなってしまいそうです。
3.大好きにゃ♡
飼い主さんと目が合ったときにゆっくり瞬きするのは「大好きにゃ♡」と愛を伝えています。また、信頼の証でもあるのです。
飼い主さんも瞬きをしかえすと、愛猫に愛情が伝えられます。ぜひたくさん行って、温かなひとときを過ごしてください。飼い主さんに愛されているとわかれば、猫もより安心できます。
お互いの信頼関係のためにも、愛情は積極的に伝えていくとよいでしょう。
4.怒ってるぞ!!
猫が怒っているときは瞳孔が開いて、大きくなります。明るい場所では瞳が細くなりますが、この場合は光に関係なく、まんまるになっているのがわかるはずです。下手に刺激をすると攻撃されるかもしれませんので、お気をつけください。
目以外にも牙を見せて「シャーッ!」と言っていたり、全身の毛が逆立っていたりするのでわかりやすいでしょう。怒っている猫にはなるべく近づかない方が無難です。
5.早く終わらにゃいかな…
望まない抱っこなど、猫が少し「嫌だな…」と感じていることをされていると「遠い目」になります。そこまで強い拒否は示さないものの「早く終わらないかな」と思っているのです。解放されるタイミングが来たら、一目散に逃げ出すでしょう。
表情もぶぜんとなり、いつものかわいらしい猫からは程遠い雰囲気になります。なるべくそんな顔はさせたくないですが、体のお手入れ時などはしかたないでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:Fluffy♀ / 3歳 / スコティッシュフォールド / 3kg
猫の目は気持ちによって瞳孔が変化します。もちろん光という外的要因で変わることもあるので、見極めには注意が必要です。猫の全体的な雰囲気からも判断していくと間違えが少ないでしょう。