猫が『身体の不調』を隠している仕草3つ

猫が『身体の不調』を隠している仕草3つ

いつも私たちを楽しませ、癒しを与えてくれる猫も、元気な時ばかりではありません。人間同様、時には体調がよくないこともあります。しかし、猫は体調不良を上手に隠してしまいます。そのため、身体の不調を隠している仕草に早めに気づいてあげることが大切です。

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記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

猫はなぜ不調を隠すの?

ニットを被って鼻だけ出している猫

身体の不調は、早く治してあげたいものです。しかし、猫は自分で体調不良を訴えることができません。

そればかりか、具合が悪くても、何でもないフリさえしてしまうのです。

本当はどこか痛くてもいつも通りに行動してしまう猫。けれどもそれでは飼い主はなかなか気づいてあげられませんね。

猫が不調を隠すのは、野生時代の名残です。

弱っているところを見せたら、外敵にたちまち襲われてしまいます。

そのため、自分は元気だよ、というフリをするのです。

家の中で飼われるようになった現在の飼い猫にも、それが残っています。何かサインを示してくれたら助けてあげられるのに…。

しかし実は、猫は体調不良を示す仕草をしているのです。

元気なフリをしていても、ちょっとした仕草に不調があらわれることがありますので、早めに気づいてあげましょう。

1.隠れてじっとしている

キャットハウスの中の猫

体調が悪い時、猫はじっとして体を治そうとします。

野生の猫は、敵に見つからないような暗く狭い場所に身を潜めて休んでいました。

飼い猫も、家の中で同じようにできるだけ見つかりにくい場所に体を隠そうとするのです。

そのような場所から出ず、うずくまるように寝ていたら、かなり具合が悪いことが考えられます。

リラックスしている時のような、手足を伸ばしたりヘソ天になって寝ることはないので、不調であることがわかるでしょう。

2.食欲がない

フードボウルを見ている猫

人間もそうですが、不調の時はあまり食事をとる気になりませんね。

猫も、体調不良の時はごはんの食べ方に変化があらわれます。

いつも自分から催促したり、ごはんの用意をしていると飛んでくるはずの猫が、時間になっても来なかったり、食いつきがよくないだけでなく食べてもほとんど残したり…。

そのような場合は、具合が悪いせいで食欲が湧かないのかもしれません。

体調不良で食欲がない時は、下痢や嘔吐、鼻水や発熱、排尿の問題など他の症状が現れることが多いので、忘れずにチェックしてみて下さい。

3.過度なグルーミング

後ろ足を舐める猫

ケガや病気で違和感や痛みがある場合、その部位を何度も舐めます。

猫がグルーミングを熱心に行うのは珍しいことではありませんが、一カ所を舐め続ける場合は、そこに違和感を感じているのかもしれません。

ケガをしている場合は、ザラザラの舌で舐め続けることによって、傷を広げてしまう恐れがあります。

舐めている部分に傷や皮膚のトラブルがないか、触ると痛がるそぶりを見せないかなど、気をつけてみて下さい。

まとめ

横になってこちらを見る猫

猫の様子がいつもと違うと気づいたら、すみやかに動物病院で診てもらいましょう。

猫は不調を隠しているつもりなので、飼い主がそのサインに気づいたということは、見かけよりもっとずっと具合が悪いという可能性もあるからです。

普段から猫とのスキンシップやコミュニケーションを大切にすることで、異変を見つけやすくなります。

飼い主が早く気づくことで、猫の不調を早く治してあげられるのです。

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