1.ウェットタイプのフードを置いていく
留守番が長時間になる場合、猫がお腹をすかせてもすぐに食べられるようにフードを用意しておきます。
このフードは必ずドライタイプにしましょう。
ウェットタイプのフードは水分が多いので傷みやすいからです。時間がたってから猫が食べた場合、お腹を壊してしまうかも知れません。
ドライフードでも直射日光の当たる場所は避け、風通しの良い所に置くようにします。
飲み水も同様、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いて下さいね。
万が一、水がこぼれてしまってもいいように、飲み水は複数個所に用意しましょう。
自動給餌機や自動給水機を利用するのもおすすめです。
2.部屋を片づけていない
飼い主の目が届かない時に気をつけたいのが、猫の誤飲です。
こんなもの飲み込まないだろうと思うようなものでも、猫は誤飲してしまうことがあります。
猫の舌はザラザラしているので、紐状のものなどが絡まりやすく、遊んでいるうちに飲み込んでしまうことがあるのです。
猫のおもちゃを含め、細かいものは片づけてから出かけるようにしましょう。
壊れやすいものもあらかじめ片づけておきます。
また、ゴミ箱の中も、楊枝や鶏肉の骨などを食べてしまうことがあるので要注意です。
3.部屋のドアを閉め切ってある
猫に留守番をさせる時は、一部屋に閉じ込めるのではなく、他の部屋と行き来できる状態にしておきます。
通気口を開けておくと風の通り道にもなります。
夏場は、風の通り道を確保しても猛暑で猫が熱中症になる危険性があるので、エアコンをつけておいた方が安心です。
猫が踏んで設定を変えてしまわないよう、リモコンは猫がイタズラしない場所に置いて下さいね。
また、外出時は、猫をクローゼットなどに閉じ込めていないか確認してから出かけましょう。
猫の脱走を防ぐためにも戸締りはしっかりと。
4.電化製品のコンセントを差し込んだまま
猫は何でもおもちゃにしてしまいますが、電気コードもそのひとつ。
じゃれて噛んでいるいうちにコードが破れて中の線が見えてしまうことも。
電化製品の電源が入ったままでは、感電や火事の危険性があります。
外出時は、コンセントを抜いておく方が安心です。
どうしても差し込んだままにしておきたい場合は、コンセントカバーやケーブルカバーなどを利用して事故を防ぎましょう。
まとめ
猫は留守番が得意、とはいえ、長期の場合は、他の人にお世話をお願いする方が安心です。
知り合いに来てもらったり、ペットシッターを頼むという方法もあります。
また、子猫や高齢猫に留守番をさせるのは、急に具合が悪くなったり、思わぬ事故に遭う可能性もあり、危険です。
子猫なら生後半年までは留守番をさせるのはやめましょう。
猫の中にも、甘えん坊で飼い主にべったりな子などは留守番が苦手です。
長時間の留守番をさせるとストレスを抱えてしまうので、できるだけひとりにしない方がいいでしょう。
留守番に慣れている猫でも、ひとりの時間が続くと寂しくなったり不安になるものです。
帰宅したら、十分スキンシップをしてあげて下さいね。