猫の『長毛種・短毛種』でケア方法は異なる?健康管理のポイント

猫の『長毛種・短毛種』でケア方法は異なる?健康管理のポイント

猫には被毛の長い「長毛種」と短い「短毛種」がいます。どちらも猫なことに変わりはないのですが、ケアの方法が若干異なるようです。健康管理を行う上で、注意した方がよい点とは何でしょうか?早速チェックしていきましょう!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

トイレについて

トイレに座る長毛子猫

短毛種では問題となることはあまりありませんが、気をつけたいのが長毛種のトイレです。長毛といえばその名の通り被毛が長く、トイレの際排泄物が付きやすいので注意してください。

お尻付近に便を付けて出てくるケースはよくあります。それを見た飼い主さんの悲鳴が目に浮かぶようです。

もしひどく汚れてしまった場合は、部分シャンプーをしてあげましょう。

長毛種の場合は、お尻付近の被毛だけを短くカットするのをおすすめします。

トイレ以外に、足裏の被毛に付く猫砂の飛び散りにも注意が必要です。

被毛

ブラッシング

被毛のお手入れは長毛種の方が手間がかかりますが、短毛種も侮ってはいけません。抜け毛が多いのは長短同じです。

短毛種は毛が短い分、取れにくい傾向があります。時間が経てば経つほど奥に入り込んでしまいますので、抜け毛が付いたら早めに取り除くとよいでしょう。

コロコロは猫飼いさんの必須アイテムとなっております。

また長短共通で注意したいのが、エアコンや空気清浄機などのフィルターです。気がつくと愛猫の抜け毛が絡まり、運転効率を著しく下げている場合があります。マメにお掃除して、ガンガン働いてもらいましょう。

気温

熟睡の猫

気温も注意したいポイントのひとつです。一般的に長毛種の方が短毛種よりも熱がこもりやすいため、暑い季節は特に気をつけなければいけません。愛猫が涼しく過ごせるよう、エアコンを駆使するなどして環境を整えてあげてください。

また長さだけでなく、被毛の種類にも注目が必要です。猫の毛の生え方にはシングルコートやダブルコートといったタイプがあります。中にはトリプルコートという猫もいるようです。

要は一層構造か二層構造か、それとも三層構造かということ。層を重ねた方が熱を保ちやすいので、日本のジメジメした夏は不得意な場合が多いでしょう。一度愛猫がどのタイプの被毛をしているのか、確かめてあげてください。

病気

毛づくろい

長毛種も短毛種も自分で毛づくろいをして体のお手入れをするのは同じです。しかし、長毛種は「毛球症」という病気にかかりやすいので注意しましょう。

毛球症になると、飲み込んだ長い毛が胃や腸に留まって固まり消化管の働きを妨げてしまったり、閉塞を起こすことがあります。特に毛の生え変わる換毛期には飲み込む毛の量が多くなるため、毛球症になるリスクが高まります。

短毛種だからといって全く心配がないわけではありません。毛球症を防ぐためにも、普段からブラッシングをして被毛のお手入れをしてあげてください。

まとめ

るるちゃん

長毛であっても短毛であっても可愛い愛猫であることに変わりはありませんが、ケア方法の違いには十分注意しましょう。

もし長毛種を飼う場合は、短毛種よりお手入れに手間がかかることなども考慮してください。お手入れできないから、という理由で無責任に手放すのはなしですよ!

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